いまはトランプ相場ですから、ニューヨークの株価が上がっている間は日本株も安心です。ニューヨーク・ダウが下落すれば、もちろん一時的かもしれませんが、日経平均株価も下がります。ニューヨーク・ダウは、2016年の11月4日の安値から上昇しています。ニューヨーク・ダウは2万4000ドルを目指すだろうと予想するのです。

(本記事は、菅下清廣氏の著書『 2019年までに株でお金持ちになりなさい 』徳間書店 (2017/6/30)の中から一部を抜粋・編集しています)

菅下 清廣
スガシタパートナーズ株式会社代表取締役。国際金融コンサルタント、投資家。立命館アジア太平洋大学学長特別顧問。マーケット情報配信サービス「 スガシタボイス 」、株価の解説・予測が無料で読める「 スガシタレポート オンライン 」を配信中。

ニューヨーク・ダウ 上昇の第二波で2万4000ドルへ

2019年,株式相場
(画像=Webサイトより)

菅下氏1

図7は、ニューヨーク・ダウのチャートになります。ニューヨーク・ダウは、Eで示した2016年の11月4日の安値から上昇しています。これが米国におけるトランプ相場の始まりです。

トランプ相場が始まった図7のEからAまでの上げ幅の3分の1押しが2万ドルです。ですから、2万ドルが一つのめどになります。2万ドルを割れてくると要注意です。簡単に言うと、ニューヨーク・ダウが半値押しの1万9500ドルを割れると赤信号がともるということになります。さて、ニューヨーク株がAのラインを下回らないでこの後も上げていくという場合は、次の目標値は2万4000ドルです。もしA、Bのダブルトップの壁を突破すれば、去年のスタートから最初の一番天井までの上げ幅の3286ドル以上、上げる可能性があります。

菅下氏2

相場というのは、上昇第一波は作図の比率にもよりますが、例えばこの図8にあるような角度で上がる。次の上昇第二波はもっと角度が立ってくる。上昇すればするほど、角度は急になって上げ幅が大きくなる。短時間で、大きく上げてくるのが価格の波動です。だから、上昇第二波が始まったら、3000ドルから4000ドルぐらいは上げる。だからニューヨーク・ダウは2万4000ドルを目指すだろうと予想するのです。

トランプ相場をボックスで分析

菅下氏3

ニューヨーク株はトランプ相場が始まるまでは、①のボックスでした。1万60001ドルから1万8000ドルの範囲の中で動いていた。一時的に、1万8000ドルを超えることはあっても、この箱の中に納まっていた。

トランプが大統領選に勝利したときから見事に、ボックスは一箱上に積み上がって、1万8000ドル〜2万ドルのボックス相場になりました。さらに2017年の1月19日頃からさらに飛び上がって③のボックスに移行した。なぜ飛び上がったか。1月20日にトランプが大統領に就任したからです。

トランプが大統領に就任して選挙中に公約していた経済政策をやってくれるだろうという期待で、理想買いがさらに進み、いまは③ボックスで、2万ドルが床(フロア)、2万2000ドルが壁になっています。つまり、2万ドル買いの2万2000ドル売りのゾーンの中にあって、2万1000ドル台でもみ合っているのです。

もし、この③ボックスを突破すれば、次は4つ目のボックスが上に積み上がることになるので、2万2000ドルが床になって壁は2万4000ドルになる。こういうボックス相場がやってくるだろうと私はいまから予測しています。

気になる為替相場は?

菅下氏4

では、為替相場はどうか。図11は円ドル相場をボックスで見た図です。2017年に入って円ドル相場は①ボックスの110円〜115円のゾーンが、105円~110円の②ボックスに入りましたが、もう一回押し戻されていまは①ボックスの中にあります。

この後、②ボックスのほうに進むのか、③ボックスのほうに進むのか。これは相場を見ていればわかります。「相場は相場に聞け」という格言のとおりです。「相場は相場に聞け」という言葉は、古くから伝えられている相場格言です。私は、長い間どういう意味かと考えてきて、日々の相場の動きから明日の相場を予測できるという意味だと思っています。

最近の円の安値は、Dの2016年12月の118円39銭、円の高値が2017年4月の108円13銭。この円高相場の半値押しが113円。つまり、円ドル相場の短期サイクルでは円高方向では108円。円安方向では、113円というのが節目なのです。

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