「テスラ初のセミトラックの発表会と試乗会を10月26日に開催する」と、イーロン・マスクCEOが Twitter で明らかにした。

マスクCEOが「Beatst(野獣)」と形容する 新作は、同社の電気自動車(EV)ラインアップ充実戦略の一つとして、9月に発表が予定されていたものだ。今後ピックアップトラックやスポーツカーの投入も予定されている。

モルガン・スタンレー「過去数十年間で最大の刺激剤」

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(写真=Thinkstock/Getty Images)

テスラ・セミは、モデルSのプログラム・ディレクター兼自動車工学部門のヴァイス・プレジデントだったジェローム・ギーエン氏が手掛けた商業用のEVトラックだ(electrekより )。

公表されている情報が少ないものの、モルガン・スタンリーのアナリスト曰く、通常のトラックよりも維持費が70%節減できるなど、「トラック産業にとって、過去数十年間で最大の刺激剤」 となる可能性を秘めている。

マスクCEOは1年以上前から大型EVトラックの開発を明らかにしていたが、運搬能力や充電、航続距離などに関する疑問が浮上していた。現在も詳細は伏せられているため、発表当日までは様々な憶測が飛び交うものと推測される。

機能面のみを追求した商業用のイメージが強いトラックの常識を、根本から覆す次世代EVトラックの登場となるのだろうか。

メルセデスも勝負を賭ける高級ピックアップ

一方、1年半〜2年後に予定されている、EVピックアップ・トラックへの期待も高まっている 。

近年特に米国で、高級ピックアップが「お金持ちのステータス」として人気を集めている。2016年の米国の年間売上トップ3は、フォードのスーパー・デューティー、ゼネラルモーターズのシボレー・シルバラード、フィアット・クライスラー・ラム1500と、ピックアップ車が独占した(USA TODAYより )。

高級車メーカーの代表的存在であるメルセデスは、高級ピックアップ車の生産拡大を発表している。人気のSUVに代わる商品として、ピックアップ車が国際自動車市場をさらに活性化するとの確信に基づく動きだ。

家族での街乗りやアウトドアにも向いている多目的型車は、多忙な現代人が思い通りの生活スタイルを楽しむ上で理にかなったデザインといえる。

メルセデスは今年7月、南アフリカのケープタウンでブランド初のピックアップトラック「Xクラス」を披露した。親会社ダイムラーと日産ルノーの提携で開発されたもので、日産の「NP300ナバラ」とベースを共有しているものの 、一目でベンツと分かるデザインになっている。ドイツでは3.7万ユーロ(約495万円)で発売予定だ(フィナンシャル・タイムズ紙より)。(アレン・琴子、英国在住フリーランスライター)

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