「テスラ初のセミトラックの発表会と試乗会を10月26日に開催する」と、イーロン・マスクCEOが Twitter で明らかにした。

マスクCEOが「Beatst(野獣)」と形容する 新作は、同社の電気自動車(EV)ラインアップ充実戦略の一つとして、9月に発表が予定されていたものだ。今後ピックアップトラックやスポーツカーの投入も予定されている。

モルガン・スタンレー「過去数十年間で最大の刺激剤」

テスラ・セミは、モデルSのプログラム・ディレクター兼自動車工学部門のヴァイス・プレジデントだったジェローム・ギーエン氏が手掛けた商業用のEVトラックだ(electrekより )。

公表されている情報が少ないものの、モルガン・スタンリーのアナリスト曰く、通常のトラックよりも維持費が70%節減できるなど、「トラック産業にとって、過去数十年間で最大の刺激剤」 となる可能性を秘めている。

マスクCEOは1年以上前から大型EVトラックの開発を明らかにしていたが、運搬能力や充電、航続距離などに関する疑問が浮上していた。現在も詳細は伏せられているため、発表当日までは様々な憶測が飛び交うものと推測される。

機能面のみを追求した商業用のイメージが強いトラックの常識を、根本から覆す次世代EVトラックの登場となるのだろうか。

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