ビジネスパーソンの5人に1人が「過去10年以内に入院経験あり」―――。

アクサ生命保険が行った「ビジネスパーソンの『治療と仕事』に関する調査2017」で明らかになった。調査対象は30歳~59歳のビジネスパーソン1000人。

4人に1人が入院・手術の経験あり

調査,アクサ生命
(写真=PIXTA)

ビジネスパーソンに「過去10年以内に病気やケガによる“入院”を経験したことがあるか」と質問したところ、「ある」と答えた人の割合は20.7%だった。5人に1人が入院経験があることになる。「病気やケガによる“手術”を経験したことがあるか」の問いには、18.4%が「ある」と回答した。

また、過去10年以内に「入院と手術」の両方の経験がある人は14.4%、「手術を伴わない入院」は6.3%、「入院を伴わない手術」は4.0%となった。この合計は24.7%となり、入院または手術のいずれかの経験がある人はおよそ4人に1人いることが分かった。

通院治療の期間や頻度は?

入院や手術に際してはその前後に通院治療を要することが多い。「入退院前後や手術前後に、医師の指示で“治療を目的とした通院”をしたことがあるか」と聞いたところ、「ある」が64.0%となった。

通院治療期間は「1~3カ月」が60.8%、「4~6カ月」が14.6%、「7~12カ月」が10.1%、「13カ月以上」が14.5%。約6割が1~3カ月の通院だったが、1年以上の長期にわたるケースも少なくはない。

通院治療の頻度は、「月に1日」が41.8%、「月に2~3日」が24.7%、「月に4~5日」が20.9%、「月に6日以上」が12.7%、平均頻度は月に3.2日となった。通院のたびに仕事を休まなければならないとなると大きな負担になる。

「時間の確保」や「業務の調整」に苦労

通院経験のあるビジネスパーソンに「通院期間中の“治療(通院)と仕事”の両立状況」をたずねたところ、「治療と仕事を両立した」83.6%、「休職していた、または長期休暇を取得していた」13.3%、「離職(退職)していた」3.2%という結果となった。8割以上の人が治療と仕事を両立していたことが分かる。

「入院や通院治療で苦労したことは何か(複数回答)」の問いには、以下のような回答が挙がった。

1位 「時間の確保(休みを取りづらいなど)」37.8%
2位 「治療費の負担」33.3%
3位 「業務の調整(引継ぎが大変など)」24.4%
4位 「収入の減少」23.1%
5位 「(病気・ケガや治療による)肉体的な苦痛」20.9%
6位 「(治療による)精神的な苦痛・疲弊」17.8%

上位には「時間の確保」や「業務の調整」などが並んだ。傷病や治療による苦痛よりも、仕事の調整や金銭面で苦労を感じた人が多いことが分かる。