9月25日、ブランドコンサルティング大手の米インターブランドは、グローバル企業のブランド価値評価のランキングである「Best Global Brands 2017」を発表した。首位は5年連続で米アップルとなった。日本企業ではトヨタ自動車 <7203> の「トヨタ」が7位にランクインしている。
首位は5年連続でアップル グーグルがそれに続く
インターブランドの調査は2000年から行われており、今年で18回目となる。グローバルに展開する企業を対象に、財務分析やブランドが消費者の購買意思決定に与える影響力等からブランド価値を金額に換算し、上位100ブランドを公表している。
首位の座に輝いたのは米アップルであり、2013年から5年連続の栄誉となっている。ブランド価値は前年比3%増の1842億ドル(約20兆6000億円)だ。先端製造技術への10億ドル規模投資に加え、ハードウェアとソフトウェア双方でイノベーションに取り組んでいる点が評価されている。
2位は米グーグルであり、こちらも5年連続の2位となっている。ブランド価値は前年比6%増の1417億ドルとなった。一貫した高い技術力に加え、家電製品の展開等によりブランド価値が更に高まる可能性があると評価された。
3位は米マイクロソフトであり、ブランド価値は前年比10%増の800億ドルであった。
また、ブランド価値の成長率が高い企業として、前年比48%増の米フェイスブック(8位)や前年比29%増の米アマゾン(5位)が挙げられている。