ビル・ゲイツ氏が大学時代から続けている集中法やスティーブ・ジョブズ氏の感情を解き放つ表現法、エジソン博士の優秀な人材を見抜く洞察力、トランプ大統領の意外な一面までを紹介しよう。
エレベーターの一番下の段のボタンは雑菌だらけ?
Microsoftの設立者ゲイツ氏はリラックスしたい時にはもちろん、考え事に集中したい時も「ロッキングチェアに腰かけて揺れ続ける」ことが、大学時代のルームメイトの証言から明らかになっている。 この習慣は今も続いているようだ。
Appleの設立者故ジョブズ氏は感受性が非常に豊だったようで、「ことあるごとに静かに涙を流す」姿が目撃されていた。
トーマス・エジソン博士は「味見する前に料理に塩をかけた人間は絶対に雇わない」という、独自の人を見抜く力にこだわっていた。これは「物事を試しもしないうちから結果を決めつける=味見していないのに味が薄いと決めつけて塩をかける」という、冒険心に欠けた人間を雇っても研究の貢献にならないとの独自の理論にもとづくものだ。
豪快なキャラクターで知られるトランプ大統領は、意外なことに潔癖症としても有名だ。常に殺菌作用のあるハンドジェルを携帯し、可能な限り握手を避け、エレベーターの一番下の段のボタンは自分で押さないそうだ。
大統領自身がニューヨーク・マガジンの取材で、「握手は野蛮な習慣」と嫌悪感を露わにし、「清潔な手好き」であることを認めている(entrepreneur.comより )。