11月22日の「いい夫婦の日」にともない、2017年度の「QOM(結婚の幸福度)全国ランキング」が発表された。ここではその全順位を紹介するとともに、結果から見えてくる夫婦の幸せのあり方について考える。

「いい夫婦」はどの県に多い?

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(画像=PIXTA)

婚活支援サービスを展開するパートナーエージェント <6181> が、11月22日「いい夫婦の日」にともない、2017年度の「QOM全国ランキング」を発表した。QOMとは「Quality of Marriage=結婚の幸福度」の意で、結婚の幸福度を客観的に測定し数値化した指数のことsaku。

この指数は「結婚=幸福」という社会通念への疑問から生まれたもので、結婚生活にも幸福度の差があることを客観的にとらえるために開発。夫婦間の相性という形ではなく、パートナーとの結婚生活にどの程度の幸福を感じられているかを「結婚の質」として数値化するものである。

「QOM全国ランキング」では、80の質問が用意されたQOM診断サイトを通じて、全国13万人以上が測定したQOMデータを都道府県別に集計しランキング化。前年は1位が鹿児島県、最下位の47位が鳥取県という結果だったが、果たして今年の結果はどうだったか?

最下位を除く46位からカウントダウンしていこう。カッコ内は前年度の順位となる。

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46位 新潟県(46)

45位 三重県(44)

44位 秋田県(45)

43位 岐阜県(43)

42位 石川県(41)

41位 山口県(38)

40位 福井県(39)

39位 奈良県(42)

37位 茨城県(34)

37位 島根県(40)

36位 香川県(36)

35位 青森県(37)

34位 群馬県(32)

33位 福島県(33)

32位 山形県(31)

31位 富山県(35)

30位 滋賀県(30)

30位から46位までのランキングには昨年度と比べて大きな変動はないようだ。特定の地域に低順位が集中しているということはないが、九州がランクインしていないのは、ひとつの特徴といっていいだろう。

次に29位から10位までのカウントダウン。

29位 長野県(26)

28位 愛媛県(29)

27位 岩手県(27)

26位 徳島県(28)

25位 北海道(25)

24位 広島県(24)

23位 佐賀県(23)

21位 栃木県(16)

21位 兵庫県(21)

20位 愛知県(20)

19位 長崎県(17)

18位 和歌山県(22)

17位 静岡県(15)

16位 大阪府(19)

15位 宮城県(18)

14位 山梨県(13)

13位 岡山県(14)

12位 大分県(10)

11位 千葉県(12)

10位 埼玉県(11)

10位から29位までのランキングでは、栃木県が少し順位を落としたものの、昨年度と比べ、そう大きな変動はない。

次に9位から2位まで。

9位 熊本県(8)

7位 高知県(5)

7位 京都府(9)

6位 福岡県(7)

5位 神奈川県(6)

4位 鹿児島県(1)

3位 沖縄県(4)

2位 東京都(3)

一桁台の上位ランキングは、九州・沖縄エリアの都道府県の存在感が印象的だ。9位の熊本県はQOM平均613.5、6位の福岡県は同617.4、4位の鹿児島県は同627.8、さらに3位の沖縄県は同629.4となっている。残念ながら昨年度トップだった鹿児島県は順位を落としてしまったが、それでも4位と健闘した。

九州・沖縄の上位ランクインが多い理由は?

では、第1位と最下位はどうだったか?

1位 宮崎県(2)

47位 鳥取県(47)

ランキング1位もやはり九州で、宮崎県がQOM平均632.3という高い数値をマーク。昨年度2位からのトップ返り咲きとなった形だ。一方、最下位の鳥取県は昨年度に引き続き最下位をキープしてしまった。QOM平均は568.9となっている。

このランキング結果で不思議なのが、九州・沖縄は離婚率が高い地域といわれているのに、どうしてQOM=結婚の幸福度が高いのかということだ。

これについて、調査を行ったパートナーエージェントは、九州・沖縄においては結婚に満足できないカップルは離婚してしまうため、結婚生活を維持しているカップルについては満足度が高いという結果が出たと推測する。そうなると、「九州=幸せな結婚が多い」とは、単純に言えなさそうである。

なお、男女別ランキングでは、全体的に男性の方が高い数値となっており、男性1位の宮崎県と女性1位の鹿児島県で比較すると、前者のQOMが647.5、後者が630.3となっている。これ以外のリサーチでも、結婚に関する満足度については、男性の方が女性より高くなる傾向が見られることから、このQOMの調査でも同じ傾向が現れたようだ。

未婚カップルとの比較データも

この調査では未婚カップルのデータも収集しており、それによると、まだ結婚していないカップルの方がQOMの得点は高かった。既婚カップル606.5、未婚カップル643.2……と、実に40ポイント近い差である。個人差はあるだろうが、結婚前よりも結婚後のほうで幸福度が低いというのは、まあ、ありそうな結果だろう。

QOMについては、それを構成する6つの要素として、「自己PR力」「観察力」「仲良し力」「ケンカ力」「過去未来力」「境界力」が設定されており、そのうち、「過去未来力」「境界力」に関しては既婚カップルの方が高い結果となった。

ここでいう「過去未来力」とは、自分とパートナーの共通の歴史やビジョンを多く持ち、2人でいることの意味を日頃から認識する力のこと。一方、「境界力」とは、夫婦であると同時に、別個の人間としての社会生活を認め、線引きできる力のことだ。いずれも、人生のパートナーとして末永く、ひとつ屋根の下で共に暮らしていくのに必要不可欠な要素ということだろうか。

QOMを診断して結婚生活をもっと幸福に

調査を行ったパートナーエージェントは、結婚の幸福度を構成するこれらの要素のほとんどは、世帯年収や子どもの有無などに関わらず、自らの努力で変えていける行動・意識要素だとしている。

ということは、現時点でQOMが低く、現在のパートナーとの結婚生活に幸福を感じていないとしても、双方の努力でこれらの要素を意識的に磨いていけば結婚の幸福度を向上させられるわけだ。

ここにこそ、このQOM診断や全国ランキングの意義がある。つまり、人生の時期や刻々と変化するパートナーとの関係性をQOMという形で随時診断することで、これを「夫婦関係の健康診断」として活用できるのではないだろうか。

事実、QOMの調査に協力した夫婦からは、「改めて夫に対する愛情や感謝を考える機会になった」「やっぱり自分には今の妻しかいない、と感じさせていただきました」などのコメントが寄せられているという。

パートナーとの関係を振り返り、改めて感謝の念や愛情が湧いてくるのなら、これほどいいことはない。(ZUU online編集部)

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