2018年1月16日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
先週公表されたECB理事会議事要旨が、非常にタカ派的な内容だったことを受け、ユーロが上昇している。
リアルマネーを伴った上昇のため、しばらくこの流れは継続すると見ている。
現在の為替相場の戦略やスタンス
ユーロ/米ドルは1.25ドルを越え、1.27ドルまで上昇する可能性もありそうだ。押し目はあまり期待できそうにないため、短期目線でしっかりポジションをキープしておきたい。
米ドル/円は、下がったところで日本の投資家が買っている一方で、海外の投機筋は、日銀の金融政策変更への思惑から売りで入ってくるため、買いと売りの綱引き状態となっている。スピードは遅いものの、じり安な展開を予想している。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。