2018年1月24日11時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日23日(火)の日銀金融政策決定会合は、コンセンサス通りハト派な内容となり、米ドル/円は一時的に上昇したが、下落トレンドの戻りは限定的だった。

対ユーロ、英ポンド、豪ドルでも米ドル安が続いており、英ポンド/米ドルは1.4000ドル、豪ドル/米ドルは0.8000ドルの大台を超えた。対円でも米ドル安が続くのが自然だろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円の110円付近は、2016年9月からのサポートラインと、2017年9月の安値から2017年11月の高値までの上昇の61.8%が重なり、テクニカル的に重要な節目となっている。

現在110円の攻防の最中だが、ここをクリアに抜けることができるかどうかに注目しながら、基本的には戻り売りスタンスで臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。