2018年2月7日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

世界的に株が暴落しており、マーケットに緊張が走っている。本日7日(水)から週末にかけて、大きなイベントはないが、米国株を中心とした株価の乱高下で不穏な空気が漂っているため、出来ればポジションを縮小してボラティティから身を守りたい。

現在の為替相場の戦略やスタンス

短期的な米ドル/円の予想レンジとしては、上は先週2日(金)の高値である110.48円付近。下は、2018年の年初来安値である108.28円付近だ。下方向にブレイクした場合は、未知なるゾーンへの突入となり、下げ足も速そうなため、警戒すべきは、やはり下方向。

現在のような株価暴落によるリスクオフ相場の場合、注意すべきはNY時間だ。買い支える本邦勢がいないことで、ダウンサイドリスクが強まる。特に夜中の1時以降は市場参加者が減り、NY勢にとってはロスカット狙いで仕掛けやすくなる時間帯。ロング派は特に、余裕を持った取引を心がけたい。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。月刊 FX攻略.comで「現役為替ディーラーが本音で語る”Dealer’s EYE”」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。