合コンや初めてのデートで、女性の前でできる男の一面を見せたくなるのは世の常。金融に精通しているのをほのめかそうと、ついつい投資の話を持ち出してみたものの、興奮気味に話す男性とは裏腹に、女性の反応はイマイチといった苦い経験はないだろうか。このようなシチュエーションにおいて、処世術の1つとして覚えておきたいのは、「投資」というのは実は禁句。投資の代わりにキーワードとなるのが「運用」という言葉だ。さらに、運用を用いれば何でもよいというわけではなく、女性が食い付きやすい運用先が存在する。

投資のイメージはハイリスク⁉ 

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(画像=PIXTA)

四季報や各企業の決算、経済状況を分析して投資を実践し、堅実にリターンを上げていたとしても、金融知識がない女性にとっては、「投資」は株式を中心として、あくまでハイリスク・ハイリターンのイメージに直結してしまいがちだ。せっかく気に入った男性でも、リスクを取ってお金を回す人と家計の管理がきちんとできるのだろうかという不安が生じて、魅力が下がってしまう可能もある。

株式投資という言葉で、証券会社のディーリングルームのように、複数のモニターで値動きをチェックしているような姿を想像させ、カッコよさをアピールしているつもりでも、結局は徒労に終わってしまう。また、恋人や夫婦の間でも、男性側が投資を始めたいと切り出すと、女性側は損失を恐れて首を縦に振ってくれないと経験をしたいう人も少なからずいるだろう。

そこでポイントとなるのが、まずは言葉遣いだ。リスクが付きまとう印象を受ける「投資」に代わって、「運用」という表現を使ってみよう。この言葉は、堅実で安全な印象を与えることができる。お金の管理において、男性がリスクとリターンの相関性を理解して、損失が発生することを恐れない一方、女性は元本保証など安心を最優先に考える傾向が強い。運用という言葉は気持ちに落ち着きを与えてくれる。つまり、株式にお金を振り向けるにしても、「投資」ではなく「運用」の一環であれば、女性は安心するというわけだ。

女性に人気の運用先は金

運用という言葉をうまく使えるようになったら、一歩進んで運用先についても考えてみたい。堅実に運用を実践した場合でも、実物資産ではない株式や投資信託などは、女性からの食いつきも期待ほどではない。株式は所詮ただの紙切れにすぎないのだ。せっかく運用するのであれな、イメージしやすい実物資産が女性には好まれるだろう。その中で、「金(ゴールド)」の存在感がひと際目立つ。

「有事の金」と言われるように、世界情勢の変化や経済が混乱した際に重宝される実物資産の代表格である金。男性はゴールドバーやコインなどをイメージしがちだが、アクセサリーなどの貴金属を身に着ける機会の多い女性にとっては、金はより身近な存在だ。そのキラキラとまばゆいばかりに輝く性質に、乙女心は引き寄せられる。その女性の心をつかんで離さない金の魅力を借りない手はないだろう。

有名企業の名前を列挙し、その株式に投資していると自慢げに語って、女性をシラケさせるのは避けたいところ。その代わりに金で運用していると切り出せば、女性からの印象も大きく異なってくる。堅実にお金を管理していて、さらに女性が好きな金ともなれば、その男性の魅力もぐっと高まるだろう。(ZUU online 編集部)