2018年2月14日11時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
米国株、日本株の下落の影響で、米ドル/円もじり安の展開が続いている。
12日(月)、トランプ米大統領は、日本は「貿易上は同盟国ではない」と発言し、貿易戦争再燃への懸念が浮上した。こうした発言も米ドル/円の下落要因となり、昨日13日(火)は、108円を割り込み、14日(水)の今朝も107円台で推移している。
現在の為替相場の戦略やスタンス
2018年のトランプ政権は、通商問題がテーマとなる。今後もこの問題がくすぶる限り、円高圧力がかかりやすい状況は続きそうだ。
特に米ドル/円は、2017年9月8日の安値、107.31円付近の安値を割り込むと、105円に向けて下落が加速する可能性が高いと見ている。米ドル/円は変わらず戻り売りスタンス。
西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。