2018年2月21日11時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨年2017年は、低金利で株が緩やかに上昇するゴルディロックス相場の中、ボラティリティが低い時に利益が出るVIX指数をショートにする金融商品が人気だった。ところが、今年2018年に入りボラティリティが急騰したことで、それらの商品価値が急落。これをきっかけに、米国株、日経平均は暴落し、米ドル/円も2017年9月8日の安値(107.31円付近)を割り込み、先週16日(金)は、105円台中盤まで下値を拡大した。

米ドル/円は、節目の105円付近、日経平均も節目の2万1000円付近まで下落し、一旦、調整入りしている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円の基本的な下落の流れは変わらないが、年初から約7円下落したため、1週間程度は調整モードになるだろう。ボラティリティが高く、戻りの大きさとスピードの速さに注意しながら、戻り売りのタイミングを見極めたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。