2018年3月2日12時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

3月初日の昨日1日(木)は、NY市場でNYダウが急落した。きっかけは、トランプ米大統領の「鉄鋼とアルミに関税をかける」という発言だった。これにより、輸入インフレを引き起こし、年4回の利上げ、そして株価の下落を連想させた。

米国株の下落に呼応して、日経平均も下落しており、リスクオフで米ドル/円も再び下値を試す展開となっている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は、105.50円と107.00円に7日(水)までのオプションがあり、105~107円で乱高下しそうだ。日経平均が続落するようであれば、105円を割り込む可能性もあり、ここを抜けると下落が加速するかもしれない。

引き続き、米ドル/円は戻り売りスタンスで臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。