株式投資では株価の値上がりに関心が向かいやすいといえますが、株式投資には配当や株主優待といった魅力もあります。こうしたなか3月は上場企業の決算が最も集中することから多くの高配当利回り銘柄を探すことができます。そしてそうした銘柄のなかにはこの時期でも年間配当をまるまる受け取ることができる期末一括配当のものを探すことも可能です。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

そこで今回は期末一括配当銘柄のなかから配当利回りが2.5%以上で、かつ経常増益予想のものをピックアップしてみました。

そのなかにはNSユナイテッド海運 <9110> のように配当利回りが4%を超えるものがあるほか、奥村組 <1833> のように4%近いものもあります。また、馴染みのある銘柄としては配当利回りが2%台後半となっているヤマダ電機 <9831> などもあります。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は3月27日です。

期末一括配当の高配当利回り銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

【関連リンク マネックス証券より】
米国株の正念場 日本は実質新年度入りで押し目買いが入るか注目
日本株反転のきっかけは?
貿易戦争
米市場金利上昇:新興国への警戒感を高める必要
【決算メモ】東京ドーム(9681)