3月決算企業の第3四半期の決算発表も先月中旬に終わり、アナリストによる業績や目標株価などの見直しも進むなか、投資のヒントでは決算発表後に複数の目標株価の引き上げがあった銘柄を取り上げてきました。そしてそうした目標株価の引き上げや新たな目標株価の設定により目標株価コンセンサスが大きく上昇した銘柄もみられます。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業を対象に決算発表前に比べ目標株価コンセンサスが10%以上上昇し、その上昇した目標株価コンセンサスが足元の株価を上回るものをピックアップしてみました。

例えば決算発表後に目標株価の引き上げが相次ぎ目標株価コンセンサスが決算発表前に比べ13%余り上昇した日本電産 <6594> では、目標株価コンセンサスが株価を20%近く上回っています。

決算発表前に比べ目標株価コンセンサスが10%以上上昇し、その目標株価コンセンサスが株価を上回る主な銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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