2018年4月10日11時過ぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

現在の米ドル/円は、レンジ内での揉み合いが続いており、下値攻めの雰囲気がなくなってきた。一旦は跳ねたところは売ってもいいが、しっかりと買い戻しをかけながらが望ましい。ここのところの米中貿易摩擦で、ドルを売っていくことに息切れしている感があり、勢いよく下まで売っていけるムードではなくなってきている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週の米ドル/円の予想レンジは、105.50~108.00円。108円にかけては売りを仕掛け、105円台の後半から106円台前半では買い戻しを実行したいレベル。わかりやすい動きが出たときに参戦出来るよう、チャンスを窺いたい。

小林芳彦
1979年3月慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。