ふるさと納税は、もうはじめましたか?お礼品は農産物や魚介類などが多いのですが、一度に複数の自治体から送られてくると冷蔵庫に入りきらないこともあります。今年は計画的にふるさと納税を利用して楽しんでみませんか?

STEP1 まずは自分の上限金額をチェック

ふるさと納税の失敗を防ぐ
(画像=Ulada/Shutterstock.com)

ふるさと納税の上限額は家族構成や年収によって決まっていて、上限を超えたぶんは所得控除の対象外となります(純粋な寄付となります)。自分のおおよその上限額は、総務省の「ふるさと納税ポータルサイト」などで試算可能です。ただし、今年度(1~12月)の寄付分が来年度の住民税から減額されるので、年内の所得が確定しない間は、上限額はあくまでも目安になります。年収に変動がある方は注意が必要です。

STEP2 年間計画を立てよう

お礼品は、寄付から数日後、遅ければ1ヵ月後くらいに届きます。また、人気のお礼品は早めに申し込まないと品切れになることもあるので注意が必要です。果物、魚介類、新米などは収穫時期や受付期間を自治体のホームページなどで早めにチェックして、年間のスケジュール表を作っておくと便利でしょう。

STEP3 「ポイント制」も便利

物品がすぐに送られてくるのではなく、いったん寄付額に応じたポイントがもらえる「ポイント制」を導入している自治体を選ぶのも一案です。お礼品は自分の好きなタイミングでカタログや自治体のホームページから選べます。ポイント制を導入する自治体を対象にしたポータルサイト「ふるぽ」や、ポイント制を採用している自治体を条件指定で検索できる「ふるさとチョイス」なども便利です。

計画的に楽しもう

季節ごとのフルーツ、夏はアイス、冬は鍋物など……「どの月に何を受け取りたいか」について、ざっくりと考えておくと楽ですし、旬の特産品が届く楽しみがありますよ。

文・深川美幸(ファイナンシャル・プランナー)

(提供=fuelle(フエル)