保険をやめてしまうリスク
保険そのものを辞めてしまうリスクは、「万が一の時の保障が無くなる」という点です。金銭的に支払いが厳しい中で契約を継続するのは難しいところですが、家族やお子様がいらっしゃる場合は特約の解約や保険の転換などで対応するのも1つの選択肢です。
保険を全く無くしてしまうのは、保険料の支払いがなくなるメリットを加味したとしても、将来的なリスクを背負ってしまう可能性があります。もし経済的な事情などで保険料の支払いが難しくなりそうな見通しであれば、特約(オプション)の解約で保険料を低くすることも出来ますし、転換という現在の積み立て部分を残したまま新しい保障内容を乗せ換えるという手段もあります。
しかし、保険会社によっては契約中の特約の解除や転換を認められないケースもありますので、保険を契約する際には特約の途中解約や転換のルールについても知っておく必要があります。
無駄のない保険設計を考えましょう
保険商品の急な解約はリスクも伴いますので、短期的な視野で無く、現在の経済状態と未来予想されるリスクを照らし合わせて長期計画の上で保険を検討しましょう。
特に積み立て型で保障だけでなく収益性を期待する類の保険商品にはそれなりの知識と先見性が必要になります。あくまでも保険商品(病気や死亡に対するリスクをヘッジするための商品)でありますから、過度な収益性を求める方には不向きな商品であると言えますが、もし契約をするのであれば支払いに無理のない金額で長期継続を視野にいれて契約するようにしましょう。
医療保険についても同じ事が言えます。特に医療保険は商品も常に改良されており新しい保障がどんどんリリースされます。しかし、過去5年~現在までの健康状態を第一に考え、長期的な契約を念頭において契約しましょう。