2018年6月5日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

現在マーケットを動かしているのが、欧州の政局問題、北朝鮮情勢、米中貿易問題、そして好調な米経済だ。先週はイタリア国債が暴落し、ユーロ/円は124.62円、ユーロ/米ドルは1.1510ドルまで下落した。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週はユーロ売りの調整局面が予想され、基本は様子見姿勢。ただし、欧州の政局問題は簡単に解決するものではないため、ユーロ/円の128~130円の水準は戻り売り狙いで、125円をターゲットとしたい。

一方、北朝鮮問題は改善する見通しが強まっており、こちらはリスクオンの材料となりそうだ。さらに、先週1日(金)に発表された米雇用統計が良好な結果となり、米経済が好調な中で、米ドル/円の下落は望めない。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。