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実費保障型医療保険とは？

実費保障型医療保険とは入院手術の際に支払う健康保険負担分や差額ベッド代、食事代などを実費請求できるという医療保険です。入院や手術を経験した方ならばお分かりになられるかと思いますが、例えば入院一日１万円、手術１回20万円の保障内容の医療保険を契約していても、実際は治療費や休業している間の生活費などを加算すると、赤字になってしまうパターンが少なくありません。

健康保険負担に関しては一月の中で入院～退院まで収まれば、普通の所得の場合、高額療養費適用後約8万円程度で済みますが、同じ内容でも月を跨いでしまうと、8万円を大幅に超えてしまうケースがあります。そうなった場合は入院手術のタイミングによって健康保険分が大幅に増えてしまいます。そのような状況でも実費保障型医療保険であれば、通常の保障に加えて、健康保険負担分などを実費で請求することが出来る為、実質の負担する費用を最小限にとどめることが出来ます。


実費保障型医療保険のメリット

実費保障型医療保険のメリットは、病気になって入院してしまった場合の費用負担のリスクが軽減される点です。入院時は状況が掴めていないと、経済的な不安がストレスになりますが実費保障型医療保険であればそのような不安を感じる必要はありません。

病気や手術の内容にもよりますが実費保障型医療保険だった場合、言い方は悪いですが「儲かる」場合が多いです。

通常の医療保険でも手術給付金がしっかりと保障されて、10日以上の入院を伴うものであれば、高額療養費を適用した健康保険負担分を上回るケースがほとんどなので、若干プラスになる程度ですが、実費保障型医療保険はそのネックとなる健康保険負担分も保障の対象となるため、実費保障型で負担額をほぼ相殺し、入院と手術の給付金がプラスなるということも大いにありえます。病気はなるべくなら避けたいものですが、病気になっても逆に儲かるというケースもあります。