夫婦割引
夫婦割引は夫婦で同時加入する事で保険料を割引くという種類の割引です。しかし保険会社によっては割引を行っていないところもありますので、ご契約の際には割引の有無をしっかり説明しましょう。
夫婦セットで医療保険に加入した場合のメリットは契約の手間や、支払いが夫側になるため支払いもスムーズになるという点がメリットです。また、夫が死亡した場合、妻の保障に関しては保険料支払いが免除となり、保障の続く限り保険料を支払う必要無く保障を受けることが出来ます。
しかしセットで医療保険に入った場合のデメリットもあります。
1つは妻の保障は夫の6割程度の保障を上限とされることが多いという点です。夫婦共に共働きなどでしっかりとした保障を受けたい場合は別々に契約した方が良いでしょう。また、割引が適用されたとしても、保障内容の見直しが二人分で手間がかかる。離婚した時などにも面倒。という問題から私が保険を販売していた時は別々の契約をおすすめしておりました。
優良ドライバー割引
優良ドライバー割引というと自動車保険のようなイメージがありますが、生命保険でも優良ドライバー割引を設けている保険会社があります。優良ドライバー、通常の人と比較しても事故などを起こしにくいという信頼があるため、保険会社も保険金支払いのリスクが下がります。
優良ドライバー割引を設けている保険会社は三井住友あいおい生命が提供しているもので、自動車保険の等級が12等級(約6年程度保険金請求無し)、ゴールド免許、もしくは免許を持っていないということが条件になります。
優良ドライバーということであれば車やバイクで事故を起こして、死亡、入院するリスクも通常のドライバーと比べれば低いでしょう。その為保険会社も割引を適用出来るというわけです。
保険会社の中では生命保険だけでなく損害保険を扱うところがほとんどです。そのような場合だと損害保険の内容も加味して保険料を割引することが出来ます。かなりニッチな割引の種類ですが、検討している保険会社の候補に三井住友あいおい生命が入っている場合には参考にしてみて下さい。
割引対応も視野にいれて保険を検討
医療保険は内容を吟味することもとても大事ですが、保険料重視で探している方はこのような割引率も考慮して契約する保険会社を選ぶのもアリですね。
保障内容にそんなに大差がなくても、割引を適用できるかどうかで平均20%程度の保険料の差が出てくることもあります。保険を契約する上で保険料はとても重要な要素の1つですから、保険を検討するまえには各社の適用する割引の種類を良く調べてから検討するようにしましょう。