老後、相続対策としての保険

子どもが就職したころには自分とパートナーは50代になっており、どうやって老後をすごそうかなと考える時期でもあります。子どもが自分一人で稼ぎ始めて暮らすようになったらまず今まで加入していた掛け捨ての定期保険は解約してもかまいません。終身保険に入っている場合はそれを解約して老後資金のつなぎとして利用をするのも可能ですし葬式代にするのも手でしょう。

そして働いているのであれば50代くらいから加入をしていなければ年金保険に加入をし、生命保険控除を受けながら老後のつなぎ資金を確保していくのに利用していきましょう。国民年金はなくなることはありませんがもらえる金額はこのままだと減るのが予想されます。そのためにもライフプランをしっかり練り備えておきましょう。

また相続税がかかる人の場合は生命保険で控除ができます。具体的にいますともし自分が死亡した時にか500万円×法定相続人の数が課税対象の資産としてみなされません。相続税対策で保険に加入される方は終身保険を利用しましょう。


人生の転換期には信頼できる人に相談を

ざっくりそれぞれのライフステージで必要な保険をお伝えしました。結婚、出産、退職などはライフサイクルが変わる瞬間でもあり、自分の生活を見直さないといけない時期でもあります。勧誘などがあり面倒かもしれませんがはじめに自分が信頼できる会社を見極めるために2~3社に相談をしてみましょう。

保険料に差は多少あるかもしれませんが保障内容はどこも似たり寄ったりなので自分が20年以上付き合える社風の会社を選びましょう。そして人生の転換期にはそこの会社に相談するのもいいですがその前に保険相談の窓口やFPに相談してみましょう。

ここで注意しなければならないのは今までの保険を解約させて新しい保険に加入させるのを前提に話してくる人は自分たちの手数料をメインに考えている人ですのであくまで今までの保障の上乗せでと伝えましょう。

そして自分の今まで入っているメインの保険会社にも相談をして比較をすることで自分に適切な保険選びつつ信頼できるパートナーを獲得しましょう。