主婦が病気になった時の費用は?

先に書いた通り、医療費とは別に意外な部分で出費が発生する事をお分かり頂けたと思います。まず、基本として発生するのは医療費です。いくら3割負担とはいえ、検査や入院をすると結構な金額になります。そして、薬もそうです、病気によって処方される薬は違えど安価とは言えません。そして、あなたが不在中の家の中で発生する、予定外の出費・・・これらはすべて、ご主人の稼いで来た給料から捻出するしかなくなります。

手術や入院となれば、その費用はきっと貯蓄から捻出する事になるでしょう。もし、生命保険に加入していれば貯蓄にまで手を回さなくても良いのです。しっかりした内容の医療保険に加入していれば、医療費の足しになるだけでなく、お釣りも返って来るでしょう。それは、自宅に帰ってからのあなたの療養の助けとなってくれるものとなるでしょう。

考えてみて下さい。いざ元気になって退院し、家に帰った時。心配になるのは荒れてしまった家の中だけではないはずです。きっと減った貯蓄にも不安を感じる事でしょう。

【参考: 資保険とNISA、子供が生まれた時に活用すべきはどっち?


主婦は、気付いた時には病が深刻になっていることも多い

これまでの記事を読んで、もしかするとあなたは「普段から健康に気遣っているし、そんなに深刻に考えなくても大丈夫でしょう。」と思われているかもしれません。しかし主婦は、ご主人のように会社からの補助で半日ドックや1日ドックを受けさせてもらえる立場ではありません。

一度、自分も健康診断しておこうと病院に行っても、健康診断は保険適用外なので全額自己負担になります。なので、勿体ないからと主婦の方々の多くは年一回でも健康診断を疎かにしがちなのです。

そして、少しくらい具合が悪くても、家事や育児に追われて自分が病院に行くのは後回しにする事が殆どです。頭痛が続いているけど、市販の薬を服用して、家事をこなす。身体の調子がおかしければ、きっと風邪だろうと風邪薬を服用するでしょう。

主婦として家庭を優先させなければいけなかった結果、病院に行った頃には病が深刻化してしまっている事が多いのです。ちょっと風邪をひいて微熱があっても、あなたは市販薬を飲み、我慢して食事を作り、家事をこなすはずです。ただ、風邪ならばいいですが、それが別の病気のサインだったら・・・?きっとあなたは、本当に体調が限界だと思うまで病院には行かないでしょう。主婦という立場のせいで、自分の身体を後回しにしている方が大勢いるという事です。


病気は目に見えるものだけではない

お分かりいただけたように、主婦の方は、お勤めの方よりも病気が深刻化するリスクが高いという事がお分かりいただけたと思います。そして、生命保険に加入していなければ、病気になった際の費用も生活費や貯蓄から捻出しなければいけなくなるという事も。

もう一つ知っておきたい事は、病気は目に見えるものだけではないという事です。私は心身共に元気よ!と思っていても、いつあなたに心の病が襲って来るかはわかりません。主婦は家族だけでなく、周りとの付き合いにも体力をすり減らします。主婦がうつ病にかかるケースは、増加の一方なのです。

生命保険に加入して、医療保障を十分に備えておけば、万が一あなたが病気になった時も、生活費や貯蓄の心配をしなくてもいいのですよ。私はまだ早いと思っている方、1歳でも若い方が、保険料が安いのです。やがて心配になって来た頃に、充実した内容の保険に加入しようと思った時には、その保険料が思ったより負担になるかもしれません。

主婦の方こそ、早いうちに医療に関する内容を充実させた保険に加入しておくことをお勧めします。