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主婦の仕事というものは、男性から見れば意外と軽視されやすいものです。しかし、主婦は具合が悪くても薬を飲み、食事をつくり家事をこなしています。主婦であるが故に、自分よりも家庭の円滑さを優先させてしまうのです。そんなことがもはや珍しくない今の時代だからこそ、主婦も生命保険にしっかり加入して、医療保障を充実させておくことをお勧めします。

私の場合、あんなに元気だったのに突然パニック障害になり何度か入院もしました、先に保険に加入していたから生活費への負担はありませんでしたが、いつ、何が自分の身に降りかかってくるか分かりません。

また、花粉や黄砂、PM2.5が酷くなったせいで、アレルギー性ぜんそくになってしまいました。子供であればぜんそくは保険加入にさほど差支えありませんが、大人が一度そう診断されてしまうと、医療保障の部分の見直しにストップがかかってしまうのです。

いつ、何時あなたを襲うか分からない病、その時に家計を削らずに安心して治療に専念する事が出来るのが生命保険という、見えない商品なのです。「まだ、大丈夫」ではなく「今のうちに」と、考え方を切り替えてみましょう。

【参考: 生命保険の重要見直しポイント!「死亡保障」って本当に必要?


主婦は、保険に入らなくても大丈夫?

生命保険に加入していない主婦の方が、意外と多いのはなぜでしょう?

加入されていない主婦の意見では、「夫の健康保険の扶養家族だから平気」、「一家の大黒柱である夫が、生命保険に加入しているから大丈夫」そして、まだお子さんのいらっしゃらないご家庭でよくあるのは、「まだ、子供もいないから慌てて生命保険に加入しなくても大丈夫」。このような声がまだまだ多いのが現状です。

なぜこういう考え方が広まっているのでしょう? それは、 夫の健康保険に扶養家族として加入しているから、という、意外と安易な安心感が あるから です。

実はこれが、大きな間違いなのです!

この事を自動車に置き換えてみるとハッとすると思います。自動車を持つと、強制保険として自賠責に入りますよね。そして、事故などに備えて、沢山ある損害保険会社から任意保険である自動車保険に加入すると思います。すなわち、自動車に関しては、強制保険と任意保険に加入して備えるわけです。

「夫の健康保険の扶養家族だから大丈夫」というのは、自動車でいう「自賠責に入っているから大丈夫」と言っているのと同じ事なのです。

【参考: 元保険営業マンが選ぶ!今こそ入っておきたい保険はこれだ!


夫の扶養家族として守られている部分は?

主婦には意外とリスクがついているという事について、少し考えていきましょう。普段、あなたが病院に行けば、ご主人の扶養家族として健康保険が適用されるので、病院での負担額は3割負担です。そして、万が一の入院・手術では高額療養費制度というものが適用されます。

しかし、それは手術費や入院費用をすべてまかなってくれる訳ではありません。もちろん、ご主人と違って扶養家族のあなたには傷病手当が当たるわけではありません。この制度は、所得や年齢に応じて本人が支払う医療費の上限というものが定められています。もし、高額医療費に該当する金額に達しなかった場合、戻って来るお金もなければ、生命保険などから、保険がおりてくる保険金もなく、あなたはかかった医療費を生活費や貯蓄から削り出して支払わなくてはいけません。そして、高額医療費に該当したからといって全額カバーしてもらえるわけではないのです。

ざっくり言うと、あなたが夫の扶養家族として健康保険で補償されているのは、医療費の3割負担という部分だけだと思って下さい。

【参考: あなたは保険金で損をする!?~必要以上に税金を払わない術とは~


主婦が病気になったら家の中はどうなる!?

もし、あなたが病気になったら家事や掃除、家の中はどうなるでしょう?近くに助けてくれる親類が居ればいいですが、そうでなかったら?しかも、お子さんが居たらどうでしょうか?あなたが食事やお弁当を作って、家事をこなしているからこそ、生活費というものの枠が出来ているのです。

主婦が病気になったら、病院にかかるお金以外のものも大いに発生してくるとは思いませんか?

例えば食事ですが、あなたが作っていたからこそ安く収まっていた食費、家庭内に主婦業を出来る人間が居なくなると、デリバリーや外食・スーパーのお惣菜が続くでしょう。すると食費だけで、どれだけ出費が増える事か考えた事がありますか?

他にも家族は洗濯物が溜まると、自宅に洗濯機があってもコインランドリーに向かうでしょう。要するに、あなたが主婦として節約したり気を使っていた事を完璧に代理でしてくれる人は居ないという事です。

お子さんが居れば尚更の事です、父親はお弁当や学校で必要なものをどうカバーしてあげれば良いのか分からず、とにかくお金を持たせておけば大丈夫だろうと、ここでも別の出費が発生します。主婦は時給で働いているわけではありません、しかし、その労力を時給換算するとかなりの金額になるのです。

【参考: ついに決定!2014年版・学資保険ランキング!