レッカーの無料けん引距離が150キロメートルに拡大 ソニー損保
ソニー損保の自動車保険付帯ロードサービスの中で目を引くのが、レッカーの無料けん引距離が長いことだ。ロードサービスを付帯する自動車保険では、多くの場合、保険会社指定の最寄修理工場までのレッカーによるけん引費用は無料だが、サービス利用者が指定する修理工場までの無料けん引については距離制限を設けていることが多い。その無料けん引距離が2018年7月契約分より150キロメートルに拡大された。他社と比較すると、無料けん引距離の長さは群を抜いている。
ソニー損保の基本のロードサービス5つのうち、バッテリー上がりとガス欠対応の無料サービスは保険期間中1回に限定されており、ガス欠の際の燃料お届けは契約1年目では燃料費は実費負担、契約2年目になると10リットルまでの燃料が無料になる。
走行不能になって現地での宿泊を余儀なくされた際には、車両定員数を限度に限度額なく、1泊分の宿泊費用・現地から宿泊先までと宿泊先から自宅までの交通費も支払われる。また、 トラブル後24時間以内に発生したレンタカー利用料が乗り捨て料も含めてカバーされる。
走行不能になっても計画通り目的地に向かう場合は、宿泊先までの交通費と自宅に帰宅するための交通費が支払われる。修理後車両の自宅への運搬は距離無制限で無料になり、本人引き取りの場合は一人分の交通費は1万円を上限として支払われる。脱輪・落輪の引き上げは無料サービスであり、ほとんどのサービスメニューにおいて作業時間の制限はなく、基本無料である。
他社にはないGPS現在位置特定サービスで差別化 そんぽ24
そんぽ24のロードサービス最大の特長は、GPS現在位置特定サービスだ。サービス利用者がロードサービスを要請すると、所持するスマホのGPS機能により現在位置を特定できるというサービスであり、サービス利用者が不慣れな土地でトラブルに見舞われた時でもスタッフが迅速に現場に駆け付けることができる。
それ以外のそんぽ24特有のサービスとして、旅行キャンセル費用サポートと称される、宿泊施設と旅客機などのキャンセル費用が総額5万円まで支払われるサービスがあり、いざという時に心強い。
レッカーサービスはそんぽ24の指定最寄修理工場までであれば無料、サービス利用者が指定する修理工場であっても100キロメートルまで無料であり、無料けん引距離はソニー損保に次いで長い。
ガス欠時の燃料補給サービスでは、保険期間中に1回だけ燃料10リットルまで無料で届けてくれる。2回目以降の燃料補給は有料になるが回数制限を設けていないのは、5社のうちそんぽ24だけである。
バッテリー上がりの対応は、ケーブルを接続してスタートさせるサービスであれば回数無制限で無料で受けられる。ただし、バッテリーの交換や充電は有料となる。
時間制限なしや限度額なしのサービスが多い チューリッヒのスーパー自動車保険
チューリッヒには、ロードサービスが無料で付帯されているスーパー自動車保険とロードサービスが特約で付けられるネット専用自動車保険の2種類がある。そのうち、スーパー自動車保険のロードサービスは、ガス欠時のガソリン給油とバッテリー上がりの時のジャンピングサービス、キー閉じ込み時の解錠サービスについては保険期間中に1回だけ無料で利用できるが、それ以外は作業時間制限なしの無料サービスが多く自己負担が発生することが少ない。
各種オイル漏れ対応でのエンジンオイル代、エンジン冷却水補充の際の冷却水、各種灯火類バルブ交換のバルブ、キー紛失時の解錠とキー作成(保険期間中1回)も無料になる。
その他、レッカー移動は比較的長距離の100キロメートルまで無料であり、5万円を限度としたキャンセル費用サポートも受けられる。修理済車両の自宅への運搬が無料であるのに加えて、チューリッヒはサービス利用者が直接引き取りに行く場合、一人分の片道交通費が全額支払われる。(ZUU online編集部)
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