理由③:現在人のがん発症率

現在がんの発症率は国民の2人に1人。がんで死亡する人は、がん患者の5人に一人となっています。がんが発症する確率は国民の2人に1人ということは、一生涯を過ごす間は50%の確率でがんになるということです。そしてがんになって死亡してしまう確率は約20%となっており、がんは未然に予防しておくに値する病気と言えるでしょう。

ただ上記の数字はがんの種類と各発症率や生存率を合計した上での確率のため、当然個々の状態によって変わってきます。保険を検討する目的が将来の万が一に備えるという目的で合った場合、がんを目安に保障内容を検討するのは当たり前のことです。まだがん保険を契約していない方で、お子様が小さい場合はなるべく早めにがんの保障を加えておいた方が安心ですね。


正しいがん保険の選び方

最後に正しいガン保険の選び方を説明します。

あくまでも一般論になりますが、30代までの若いうちは通常の医療保険に特約という形で、がんに特化したオプションを付加することがおすすめです。それは若い人は高齢の人に比べてがんの発症率が低い傾向があるからです。

しかし、がん保険も年齢と共に保険料が高くなるため、40代に差しかかったあたりで、通常の医療保険と別にがん保険を新規で加えておくと50代以降の保険料負担も押さえられ、充実の保障内容を得ることができます。