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ガン保険が現代人に必要な理由

通常の医療保険に加えてがんに対する保障を加えるということは、当然保険料が上がりますので保障のつけすぎでは?と懸念する声もあると思います。しかし誰もが無視できない病気ががんです。

必要であると分かっていても年齢が若ければ若いほど後回しにしてしまうのが、がんに対する保障です。最近では生活習慣の変化により若年性のがんも増えていると言われています。がんはシンプルに捉えると細胞の劣化ですから、モノが錆びるように人体にとっては何も特殊なことではありません。そのため誰にも訪れる可能性があるというのががんの最も怖いところです。

たしかに年齢によって発症率は異なりますので、保険料を無理してがん保険を契約する必要はありませんが、高齢になればなるほどがん保険は入っておいた方が良い保険の1つです。


理由①:がん治療は長期化する可能性がある

一言にがんと言ってもその種類は良性のものから悪性のものまで幅広く存在しています。ただ、がんというのは投薬だけで治るものではなく、場合によっては手術や入院が必要になる場合が多いため治療期間が長期化して経済的負担も大きくなる可能性があります。

がんの平均入院日数は約20日~25日となっており、その他検査や通院なども含めると完治までには年単位の治療期間が発生する場合もあります。それに伴い医療費も発生するわけですから、経済的な負担も増えてくるでしょう。

またがんは再発という恐れもある病気です。ですから、がん保険に対しては長期的な保障を視野に入れて検討する必要があります。がんを患った場合は当然通常の医療保険の保障も対象内となりますが、治療期間を考慮すると、なるべくならがんになった際は通常よりも手厚い保障を受けられた方がより安心して治療に専念することができます。


理由②:がんになった時にお金を気にせず治療に専念出来る

がんによる死亡はメディアでも多く取り上げられており、「がん=死」という認識を持ってしまう方も多いでしょう。その影響で精神的なダメージによって治療が妨げられてしまう場合もあります。

がんは精神的なショックがその後の治療を大きく左右してしまう傾向があります。当然、がんだからと言って落胆しない人はほとんどいないと思いますが、万が一がんを患ってしまった場合は治療に取り組むよりも前に家族や周りの人が精神的な部分をケアしてあげることが優先です。

がん保険にはがん診断給付金という保障がついており、がんと告知された場合一括で3,000,000円(保障内容によって異なる)が支払いの対象となり、入院する前に家族で旅行に行ったり、自分の好きなことをしてリフレッシュしてから治療に入るという方も少なくありません。