養老保険のニーズ

養老保険は、10年間など保健期間を定め、契約期間中に被保険者が亡くなると死亡保険金が支払われますが、保険期間が満了すると満期保険金を受け取ることができます。解約しない限り、死亡保険金か満期保険金が支払われます。満期保険金は死亡保険金と同額で、原則として一括で支払われますが、商品により特約をつけて年金形式で受け取ることもできます。

そのため養老保険は、契約期間中に死亡保障を準備し、満期を迎えたら自分の生活資金を備えたい方にお勧めです。保険料の支払方法は、年払いなど分割払いか一時払いです。そして、一定の状態になったら保健料の払込みを免除される特約をつけることができます。保険料を一時払いか全期前納した場合、養老保険の満期保険金と終身保険の解約返戻金のどちらが多いかは、被保険者の年齢、契約期間の長さ、商品によって異なります。

個人年金保険と異なる点は、積立型個人年金保険の死亡給付金は、既払込保険料相当額であることです。また積立型個人年金保険は、年金支払開始が60歳以降ぐらいになる商品が多いのに対して、養老保険ではもっと若い年齢で満期保険金を受け取ることができます。

おわりに

このように、終身保険、定期保険、養老保険は、特徴と向いているケースが異なっています。保障と保険料のバランスをとりながら、自分に合ったパターンを考え、商品を見つけてください。

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