ミレニアル世代,アメリカ
(画像=ZUU onlline編集部)

「ミレニアル世代はESG投資がお好き?」そんなリポートがウォール街の市場関係者の間で話題となっている。モルガン・スタンレーの『Sustainable Signals』によると投資家の75%がESG投資に関心を示しているが、ミレニアル世代に限ると86%まで上昇する。また、全体の72%が確定拠出年金(401k)にESG投資を組み入れたいと考えているが、ミレニアル世代は90%とその差がより顕著となる。

米国のミレニアル世代は全人口の25%、労働者の35%を占め「30兆ドルを受け継ぐ者たち」とも呼ばれている。将来的にそれだけの金額の一部がESG投資に流入するとなれば企業はもちろんのこと、米国社会そのものをより良い方向へ変える原動力となる可能性も秘めている。もちろん、それはウォール街のビジネスパーソンにとっても大きなチャンスとなるだろう。

今回は「ミレニアル世代の『お金』が米国社会を大きく変える?」と題してお届けしたい。