2018年10月26日8時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日25日(木)の米国株式市場は反発となった。Twitterやテスラの第3四半期決算が好決算だったことが背景だ。ところが時間外取引でハイテク株が下落となった。取引時間終了後、Amazonが第3四半期決算で、売上高が市場予想に届かなかったこと、加えて第4四半期の見通しも予想を下回ったことで反落し、6%急落した。さらに、アルファベットも第3四半期の利益は市場予想を超えたものの売上高が伸びず、こちらも下落した。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米国株の上値は依然限定的だ。ECBは政策金利を据え置きし、ドラギECB総裁は最近の経済指標の見通しが悪化していることを示唆した。ただリスクは「おおむね均衡している」との見解だ。注目は時間外取引で急落しているAmazonやアルファベットの影響による本日26日(金)夜の米国株の行方となる。ユーロ/円の戻り売りスタンスを継続したい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。