今朝もしょぼしょぼと雨が降り、寒い天気となりました。株式市場も昨日の米国の大幅高の反動もありそうですが、中間選挙前と何も変わらない感じです。日米ともに結局は「業績は良いのだけれと、貿易問題など難題山積みということで買い切れないということでしょう。

これまでの相場で買われ過ぎた銘柄の修正は買い戻し一巡から最後続くのでしょうし、業績に比べて割安感が強いものなどを見直す動きになってくるのだと思います。指数は買われ過ぎ銘柄の修正が見られる分、上値も重くなるのでしょうし、売られ過ぎの銘柄が買い直される分、下げ渋りとなってくるものと思います。円安ですが、米国金利上昇の企業業績や消費への影響、そして新興国などへの影響なども気になり、「買えない」ものも多くなりそうで、相場全体とすれば好業績ながらも冴えない展開なのでしょう。

本日の投資戦略

アルゴナビス清水の投資戦略
(画像=PIXTA)

米国中間選挙の結果に反応しきれず、米国株の上昇を見て反応したということです。結局は買われる理由が特にない中で買われたということで同じで、米国株が安くなるとさらに手仕舞い売りに押されるということになりそうです。為替が円安に振れているということですが、貿易摩擦問題もあって輸出株が買い切れないところが今の日本市場の冴えない要因となっているものと思います。

芳しくない機械受注を見ていると改めて貿易摩擦の影響が懸念されるということでもあり、輸出株は割安感が出ていても買い難いということなのだと思います。米国中間選挙が終わっても日米ともに中間選挙前と何も変わらず、売られ過ぎ銘柄の修正、買われ過ぎ銘柄の修正が続くということなのでしょう。

明治HD(2269)が好調な決算を発表、大きく買われました。株価が低迷しているからと言って芳しくない決算ということない銘柄も多いということですから、売られ過ぎ銘柄を引き続く狙っていくということで良いのだと思います。引き続き森永乳業(2264)など食品株や商社株、機械株や銀行株などの売られ過ぎ銘柄に注目ですし、旭化成(3407)なども売られ過ぎの修正は見られそうです。

三菱UFJ(8306)は上値の重い展開が続いています。遅行線が日々線に絡むところまで保ち合いが続くという感じですが、雲のねじれを目指して上に抜けてくるという想定も良いかもしれません。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。