こんにちは、トゥモローズです。

先日、相続税申告の土地評価をするために現地調査、役所調査に行ってきました。

現地調査で一番重要なのは、事前の準備です。どこを測量するべきか、減額要因がどこにありそうか、写真はどの辺を重点的に撮るべきか、役所では何課で何を調べるのか、などチェックポイントは多岐にわたります。

このようなチェックポイントを現場でやろうと思っても調査漏れや測量漏れが生じてしまい、また、再度現地調査に行かなればならなくなり不効率にもなります。したがって、机上評価の段階で現地調査、役所調査ですべきことを事前に必ず確認します。

また、現地では、対象地の周りのブロックを一周し、減額要因がないか必ず確認します。対象地についても、上見て、下見て、左右見て、評価に影響する論点がないか確認します。

先日、行った土地は、セットバックがある土地でしたので、現地で現況の前面道路の幅員を測量し、その後役所で道路種別や中心線を確認し、どのくらいセットバックが必要なのかを確定しました。

現地調査でお客様の税金を減らすこともできるので、常に減額ポイントがないか集中して調査しています。相続実務の中でもやりがいのある仕事の一つです。(提供:税理士法人トゥモローズ)