正式名称:連邦公開市場委員会(FOMC)

ポイント:米連邦準備理事会(FRB)により金融政策が決定される

概要:米国の金融政策を決定する最高意思決定機関で、定期的(約6週間ごと)に年8回実施される。構成メンバーは米連邦準備理事会(FRB)理事7名、ニューヨーク連銀総裁1名、地区連邦準備銀行総裁7名、によって構成される。金融政策としては、政策FF金利の誘導目標、公開市場操作や公定歩合の決定などを議論・施行する。米連邦準備理事会(FRB)と連邦公開市場委員会(FOMC)との違いは以下の通りである。米連邦準備理事会(FRB)は米国の中央銀行のことであり、米国に存在する12の連邦準備銀行を束ねる組織である。この12の連邦準備銀行は、街に存在する銀行(一般的な銀行)の監督をする役目を担っている。対して連邦公開市場委員会(FOMC)は、先述の通り米連邦準備理事会(FRB)の定期的な会合のことである。

洞察(インサイト):連邦公開市場委員会(FOMC)によって金利が引き上げられた場合、債券・株式市場は軟調に推移するが、ドルは堅調に推移する。逆に金利が引き下げられた場合、債券・株式市場は堅調に推移するが、ドルは軟調に推移する。

発表頻度:毎月

発表時期:

年間のスケジュールが事前に発表
FOMC開催最終日の米国東部時間14:15にFOMC声明発表

重要度:1