2018年11月27日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。（提供：羊飼いのFXブログ※チャート付き）
現在の為替相場の傾向や相場観
(画像=PIXTA)
先週に引き続き、今週も30日(金)に開催予定の米中首脳会談待ちだ。しかしおそらくその結果をみて、マーケットは大きく動き出すだろう。それまでは引き続き動きづらい展開を予想する。
現在の為替相場の戦略やスタンス
ただ、そんな中、一つ新しい動きがあった。それは昨日26日(月)のドラギECB総裁の発言だ。その中でドラギECB総裁はユーロ圏の景気後退をはっきりと認めた。このことで今後の金融政策に影響が出てくるだろう。来年2019年の欧州の景気は特にイタリアが問題だが、他と比べて落ちると思われる。よって米中首脳会談に関係ない通貨としては、ユーロは頭の重い展開が続くとみている。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年～1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード
羊飼い（ひつじかい） FXトレーダー＆ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。
