10月下旬からスタートした3月決算企業の中間決算発表も終了から半月以上が経過しました。したがって11月の第二週に決算を発表した銘柄でもアナリストによる業績や目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。そこで今回は11月5日と6日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に複数の目標株価の引き上げがみられるもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

5日に決算を発表した銘柄で複数の目標株価の引き上げがあったものはありませんでしたが、6日に決算を発表した銘柄では不二製油グループ本社(2607)とニチレイ(2871)、日本新薬(4516)、横河電機(6841)、テレビ朝日ホールディングス(9409)、NTT(9432)の6銘柄で複数の目標株価の引き上げがみられます。そしてはニチレイと日本新薬では4社が決算発表後に目標株価を引き上げています。

決算発表後に2社以上が目標株価を引き上げた銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

【関連リンク マネックス証券より】
今年最後のスペシャル・ウィーク 重要イベント目白押し
退屈なことはPythonにやらせよう
米銀はそろそろ売り時
2019年 日経平均株価予想 来年こそは3万円(近く)まで上昇
パウエル発言を受けての米国株高、今後の日本株の動きは?