10月下旬からスタートした3月決算企業の中間決算発表も終了から半月以上が経過しました。したがって11月の第二週に決算を発表した銘柄でもアナリストによる業績や目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。そこで今回は11月7日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に複数の目標株価の引き上げがみられるもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立ったのが明治ホールディングス(2269)で、通期の業績予想を上方修正したこともあって決算発表後に4社が目標株価を引き上げています。また、通期の業績予想は据え置いたもののバンダイナムコホールディングス(7832)でも4社が目標株価を引き上げたほか、通期の業績予想を上方修正した国際石油開発帝石(1605)でも3社が目標株価を引き上げています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
【関連リンク マネックス証券より】
・今年最後のスペシャル・ウィーク 重要イベント目白押し
・退屈なことはPythonにやらせよう
・米銀はそろそろ売り時
・2019年 日経平均株価予想 来年こそは3万円(近く)まで上昇
・パウエル発言を受けての米国株高、今後の日本株の動きは?