日経平均 20,359.70 円 △ 195.90 円
≪東証一部≫
売買高 12億9,595万株
売買代金 2兆5029億8000万円
値上り銘柄数 1,033 銘柄
値下り銘柄数 1,003 銘柄
騰落レシオ(25日) 69.44 % ▼ 1.52 %
為替 1ドル=107.90 円
市況概況
米国株高を受けて買い先行となりました。オプションSQ(特別清算指数)算出に絡む売り買いは特に波乱もなかったのですが、寄り付きの売り買いが一巡となった後は小動きとなりました。ただ、指数に影響の大きな銘柄の値持ちが良いものも見られて指数を押し上げ、堅調となりました。
昼の時間帯にも特に動きはなく後場も前場の終値と同じ水準から始まり、指数は小動きとなりました。堅調ではあるのですが、最後まで買い切れず日経平均に影響の大きな銘柄が上昇しただけという感じでした。3連休を控えた週末という割には戻り売りも少なく値持ちの良い展開でした。
小型銘柄も総じて堅調でしたが、冴えない銘柄も目立ちました。東証マザーズ指数、二部株指数、日経ジャスダック平均と揃って堅調でしたが、上値も限られました。先物も特にまとまった売り買いが断続的に見られるということでもなく、連休を控えての持高調整、SQを終えての持高調整が中心で大きく方向感を出すということもありませんでした。
ファーストリテイリング(9983)だけで指数を押し上げた感じです。芳しくない決算を発表して買われるということになりましたが、決算発表に素直に反応するものも少なく、目先の持高調整の売り買いが中心ということでしょう。相場全体は米国市場次第ということになりそうですが、当面は20,000円台前半での小動きが続くということになりそうです。
●テクニカル分析
日経平均
遅行線が日々線の高値を待たずに上値の重さが確認された形です。20,000円~20,500円水準での保ち合いとなりそうです。
清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。『ユーチューブチャンネル』も人気!
※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。