ネット銀行は、対面式の銀行と比較して人件費などの経費が安く済むため、その分顧客へのサービスを充実させることができます。ネット銀行をメインバンクとして利用している人も多いのではないでしょうか。
今回はネットバンキングを提供している銀行のうち、働き盛りのアラフォー女性にもうれしいサービスが充実しているソニー銀行をご紹介します。
ATM引き出し手数料が月4回は無料に
低金利の影響でほとんど金利が付かない中、ATMの引き出し手数料に不満がある方も多いでしょう。
ソニー銀行はセブン銀行やイオン銀行と提携していますが、それらのATM引き出し手数料は月に4回まで無料となります。無料回数は会員プログラム「Club S(クラブエス)」のステージランクに応じて決定され、最上ランクのプラチナだと何度でも無料となります。
ステージランクを上昇させるには条件がありますが、最低でも月に4回は無料です。計画的に利用すれば、引き出し手数料はかなり抑えられそうです。
ポイント還元が受けられる
ソニー銀行のデビットカード(Sony Bank WALLET)を利用すると、ポイント還元が受けられます。還元率はClub Sのステージランクに応じて違いますが、最低でも0.5%の還元が受けられます。
デビットカードはクレジットカードと違い、利用の都度、銀行口座から即時引き落とされます。現金に近い感覚で使えるうえ、ポイント還元も受けられるのでお得です。
ソニー銀行のマネーツールが便利
アプリでデビット利用の管理が簡単
デビットの利用状況はアプリで管理ができます。入出金だけでなく「利用額アラート」を設定すれば使いすぎも防ぐことができ、家計管理に役立ちます。
アプリだとログインも簡易に行うことができますから、スマホからでも気軽に家計状況を確認することができます。
貯蓄計画が立てやすい
ソニー銀行は貯蓄計画を助けるツールをいくつか提供しています。
例えば、「ほしいもの貯金箱」を利用すると、貯蓄計画が簡単に立てられます。一般的に銀行口座は、普通預金や外貨預金など金融商品ごとの管理となります。このツールを利用すると「海外旅行資金」などのように、利用目的に応じた資産管理が可能です。
外貨預金など、普通預金以外の資産も含めて貯蓄管理が可能ですから、家計管理を行いやすくなります。
さらに「ほしいものナビ」を使えば、貯蓄計画をサポートしてくれます。住宅資金のように、長期で大きな金額の貯蓄計画を立てる場合でもサポートが受けられ、簡単に貯蓄計画が立てられます。
ファンドナビで簡単に資産運用できる
他の銀行と同様に、ソニー銀行でも投資信託を提供しています。しかし、2019年1月現在、ソニー銀行が取り扱っている投資信託は234銘柄もあります。この中から自分に適した投資信託を選ぶのは難しいですよね。
ソニー銀行が提供する「ファンドナビ」を使えば、簡単な質問に答えるだけで希望に沿った銘柄を絞り込んでくれます。これなら投資したことがない方でも、自分に適した銘柄を簡単に選ぶことができます。
まだソニー銀行に口座がない方でも利用できますから、一度利用してみてはいかがでしょうか。
手厚い外貨サービス
ソニー銀行は外貨に関する手厚いサービスが用意されています。ここでいくつかご紹介します。
Sony Bank WALLETで海外ショッピングが便利に
海外旅行に行くとき、いつもどのようにお金を準備していますか?空港や現地で両替する人も多いとおもいますが、外貨両替の手数料はどうしても高くなりがち。そんな時におすすめなのが、ソニー銀行にあらかじめ外貨預金をしておく方法です。
ソニー銀行のデビットサービス「Sony Bank WALLET」を利用すると、現地でカード決済した際、ソニー銀行の外貨預金から自動的に引き落とされます。このサービスを利用すれば、現地で外貨が足りなくなっても不利な条件で為替交換をしなくても済みますね。
外貨預金に残高がなくなった場合でも、「円からアシスト」機能で自動的に不足分を円から補ってくれます。ソニー銀行の為替手数料がかかりますが、現地で交換するよりは安く交換できる場合が多いでしょう。
ソニー銀行のデビットサービスはVisaデビットを利用していますので、Visaが使える店舗で利用可能です。なお、ソニー銀行で事前に外貨普通預金口座を開設しておく、キャッシュカードにデビット機能を付ける、という手続きをしておく必要があります。
海外ショッピング手数料も無料
Sony Bank WALLETで外貨決済をすれば、通常1.76%かかる海外ショッピング手数料が無料になります。このように便利でお得なサービスですから、海外旅行によく行かれる方は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
他にも魅力的なサービス満載
ソニー銀行のサービスには、他行から手数料無料で毎月自動的に資金を移動してくれる「おまかせ入金サービス」や、貯蓄計画や資産運用に関するツールも豊富に用意されています。ネットバンキングを検討している方は、選択肢の1つに考えても良いのではないでしょうか。
文・若山卓也(ファイナンシャル・プランナー)/fuelle
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