ATM利用が日本一便利!ともいわれる新生銀行。条件を満たせば24時間365日、手数料無料で入出金ができたり、利用に応じてTポイントが貯められたりと、無駄なくお得に資産運用したい方におすすめしたい銀行の一つです。ユニークな個人向けの商品をはじめ、新生銀行ならではの特徴をまとめました。

新生銀行ってどんな銀行なの?

新生銀行,手数料,メリット
(画像=PIXTA)

他行に先駆けATM年中無休や手数料無料化を実施した銀行

新生銀行は、資産運用の初心者にも親切な利便性の高いネットバンクです。2000年に「日本長期信用銀行(長銀)」から「新生銀行」に生まれ変わり、インターネットバンキングに参入しました。ATMの24時間365日稼動や各手数料の無料化を他行に先駆けて取り入れた銀行として有名です。

使い勝手の良いネットバンクとして広く知られている一方で実店舗もあるため「ネット銀行って窓口がないからなんとなく心配…」という方も安心して利用することができます。

「新生総合口座パワーフレックス」でスムーズに外貨預金デビュー

外貨預金と円預金を一つの口座で管理できる「新生総合口座パワーフレックス」。円預金のために口座を作った後「ためしに外貨も貯めてみようかな……」と思い立った場合、特別な手続きをすることなくすぐに外貨預金の取引を始めることができます。

新生銀行の公式サイトには、為替手数料や外貨に関する最新事情など、外貨預金に初めて挑戦する人が知っておきたい情報が満載。

外貨預金の仕組みをわかりやすくマンガで解説しているコーナーもあり、資金運用初心者に大変親切です。

ただし、外貨や投信に関連する商品は、それぞれのリスクをきちんと理解し、正しい知識を持って取引を始めることが大切です。あくまで自己責任であるということを忘れずに、ネット上の情報を鵜呑みにしないで多角的に情報を集めるよう心掛けましょう。

新生銀行を使いたくなる4つの特徴

その1:Tポイントが貯まる

新生銀行の口座を普段使いするだけで、Tポイントが自動で貯まります。コンビニに設置されたイーネットのATMで入出金をすれば毎月最大20ポイント、振込入金で毎月最大100ポイントなど、銀行口座を利用するだけでTポイントが貯まるというおトクさ。

他にも外貨預金や積立、資産運用の相談、カードショッピングでもTポイントが貯まります。Tポイントを日頃から貯めている人は、これを使わない手はありません。

その2:他行振込手数料が安い

新生銀行には、取引状況に応じて3つのステージに分けられる「新生ステップアッププログラム」があります。これは銀行口座の利用者全員が対象となっており、各ステージに応じて他行宛の振込が1回・5回・10回と無料になる、お得なプログラムです。

全ての利用者が月に1回は無料で他行振込ができ、取引が増えれば増えるほど振込手数料も安くなります。ローン商品などを含めヘビーに利用するほどお得になる仕組みです。

その3:定期預金がユニーク

「せっかく銀行へお金を預けるのだから、少しでもメリットがある銀行に預けたい」と思う方には新生銀行の定期預金がおすすめです。特に魅力的なのが「2週間満期預金」。最低預入額は50万円で、年0.03%の金利が付きます。

この利率は大手銀行に比べると高めであるものの、ネット銀行のなかでは特別高いわけではありません。

それでも人気があるのは、定期預金を預けることでステージがアップするため。他行振込の無料回数が増えることのほうが、金額的にメリットが大きいケースもあるでしょう。他にも、店頭申込限定で「ハッピーバースデー円定期預金」などの金利の良い商品が用意されています。

その4:ATMが年中無休

新生銀行のキャッシュカードは、提携コンビニのATMで24時間365日利用可能です。大手コンビニチェーンやイオン銀行といった全国約10万台の提携ATMがいつでも使えるので、急にお金が必要になった場合にも対応可能です。

とはいえ設置先の営業時間やメンテナンスなどによって使えない時間もあるので注意しましょう。

ATM出入金手数料を24時間365日無料にする方法

2018年10月以降、「新生ステップアッププログラム」の3つのステージのうち、「新生スタンダード」のみATM入出金手数料が1回108円(税込)かかるようになりました。一方、預金残高200万円以上の人は「新生プラチナ」、「新生ゴールド」にランクアップするので、ATM利用料がいつでも無料になります。

その他にも、カードローンや投信、積立、外貨預金などを利用することでランクアップすることができます。

新生銀行は資産運用の初心者に使いやすいネットバンク

新生銀行は資産運用のサポートが充実しており、お金の「ためる・ふやす・かりる」をスムーズにネット上で行うことができます。また使えば使うほどTポイントが貯まったり、金利や手数料が優遇されたりと、メリットの多いネットバンクです。

しかし、新生銀行に限らず、投資商品などは必ずリスクを理解したうえで利用することが重要です。身の丈にあった運用が、手堅く資金を増やすための近道です。

文・木村茉衣(ファイナンシャルプランナー)/fuelle

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