先々週からスタートした3月決算企業の中間決算発表が先週から本格化しています。こうしたなかTOPIX500採用銘柄に限ると先月31日がピークとなりました。しかし、2月に入ってもまだまだ多くの企業が決算発表を予定しており、昨日もTOPIX500採用銘柄で30社近い企業が決算を発表しています。そこで今回は2月5日の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に早速集計してみました。
そのなかで決算を受けて株価の上昇が目立ったのがカカクコム(2371)やヤマハ(7951)で、第3四半期の営業利益が二桁の増益となるなど好調な決算を好感して買いを集めました。一方で株価の下げが目立ったのがセガサミーホールディングス(6460)で通期の営業利益の見通しを下方修正したことから大きく売られました。
もう一つのヒント
●明日の決算発表スケジュールは
先々週からスタートした3月期決算企業の第3四半期決算はTOPIX500採用銘柄に限ると31日がピークとなりました。しかし、今週も多くの企業が決算発表を予定しています。こうしたなか明日は富士フイルムホールディングス(4901)やニコン(7731)、リコー(7752)、NTT(9432)などが決算を発表する予定です。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
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