ZUU online上にて、『NET MONEY』2019年3月号より一部を特別公開!

NET MONEY
『NET MONEY』2019年3月号(1月21日発売)
足元の金融マーケットではさまざまな懸念材料が台頭し、外国為替市場では円高が定着、株式市場ではボラタイル(変動率の高い)な動きに加え、値動きの重い展開が続いています。一方で、全体相場の値下がりによって5%や6%といった高配当銘柄が続出中。大手銀行の普通預金の金利が0.001%ですので、あらためて株式投資による配当利回りの高さが注目されます。特集では、高配当に加え、魅力的な株主優待に注目。不透明なマーケットの中でも着実に利益を追求できるインカムゲインについてご紹介します。マーケットが落ち着けば、インカムゲインとキャピタルゲイン(値上がり益)のダブルメリットが狙えます! ※画像をクリックするとAmazonへ飛びます

同じ銘柄でも立場や職業が違えば見方も違うことがあるはず。ここでは3人のプロが最近注目の銘柄を分析!きっと何かが見えてくる!?

※東1=東証1部、東マ=東証マザーズ、PER=株価収益率、PBR=株価純資産倍率。

●武田薬品工業 東1・4502

【企業プロフィル】

国内トップの製薬会社だが、世界の製薬会社の売上高ランキングではトップ10にも入っていない。メガファーマ(巨大製薬企業)の仲間入りを果たすべく、バイオ医薬分野で有望な新薬候補を抱えるアイルランドのシャイアーを、約7兆円を投じて買収。増資による1株利益の希薄化が嫌気されて株価は下落基調が続いている。

●サインポスト 東マ・3996

【企業プロフィル】

システムコンサルティングなどのソリューション事業が主力。AI(人工知能)を活用した無人決済システム「スーパーワンダーレジ」を開発するなど、AI事業に経営資源を投入している。ここ数年は売上高、利益ともに拡大していたが、2019年3月期はAI事業の開発費が重しとなって成長にブレーキがかかる見通し。

大型株最上位級の配当利回り株を買う好機?

●株式コメンテーター 岡村友哉の見解

おかむら ゆうや
おかむら ゆうや
大手証券会社に勤務後、金融情報会社の株式担当アナリストを務める。
2010年に独立。現在は経済番組にコメンテーターとして出演する傍ら、
原稿執筆、セミナー講師としても活躍。自らの分析を武器に、
相場や個別銘柄に関して鋭い論調を展開。