ジャパンネット銀行はVisaデビット機能やATMが使いやすく、日常的に利用する口座として便利なネットバンク。ネットバンクでの取引を安全に行うための強固なセキュリティが強みです。口座開設の手順も簡単で、FXや投資信託など資産運用もカバーし幅広くユーザーのニーズを満たしています。今回はジャパンネット銀行の口座開設方法やメリットをご紹介します。

ジャパンネット銀行とは

ジャパンネット銀行,口座開設,メリット
(画像=PIXTA)

ジャパンネット銀行は大手の銀行と比較して普通預金の金利が良いのが魅力です。他にも毎月最初の1回は入出金手数料が0円で、預金の金額によってはATM利用手数料が優遇されたり、Tポイントを現金化できる唯一の銀行だったりとサービスも充実しています。

また、利用者が安心してお金を預けられるように高度なセキュリティ技術を採用しており、ワンタイムパスワードを発行し本人確認を行う「トークン」をすべての口座開設者に無料で提供しています。このようにセキュリティ対策を強化することでネットバンク利用者の不安を解消しています。

口座開設もアプリ・WEBからカンタンに

アプリなら最短5日!

まずは口座開設アプリをダウンロードし、「初めて口座開設登録を行う方」を選択。あとは免許証などの本人確認資料を撮影し送付するだけです。最短5日でキャッシュカードが手元に届くので、急ぎの場合も便利。カード到着後に初期設定をすればアプリの設定もあっというまに完了です。

スマホやアプリの操作に不慣れな方も、公式サイトに口座開設手順を紹介する動画があるので安心です

郵送なら約2週間で開設

スマホを持っていない方やアプリの利用が不安な方は、アプリを使わずにウェブサイトから申し込むこともできます。

手順としては、ウェブサイトでの申し込みをした後に、ジャパンネット銀行から届く書類に本人確認書類を添えて返送するだけですが、キャッシュカードが手元に届くまでに約2週間かかるので注意しましょう。普通口座の開設と同時にネットキャッシングを申し込むことも可能です。

ジャパンネット銀行の特徴

キャッシング返済時の自由度が高い

ジャパンネット銀行はキャッシング返済時の選択肢が多く、返済日や返済額の変更だけでなく、資金繰りが厳しい時に使える返済日のスキップといったサービスが用意されています。

ATM利用料は無料にできるが振込手数料は高め

まずATMの場合、入金・出金それぞれ月1回は誰でも無料で利用できます。さらに取引額が3万円以上であれば、2回目以降もずっと無料。3万円未満の場合は、1回162円の手数料がかかります。

振込手数料は、インターネットバンキングの場合、同行取引の場合も金額に関わらず1回につき54円かかります。同じくインターネットバンキングで他行宛の場合は、振込額3万円未満で172円、3万円以上で270円。本店窓口の場合は、同行宛でも振込額3万円未満で648円、他行宛の場合3万円以上で1,728円もかかってしまいます。

預金額が多いと優遇がある

「全体的に振込手数料が高いなぁ……」と感じる方もいるかと思いますが、実はジャパンネット銀行では預金残高が3,000万円以上の方には手数料の優遇があります。

前月の預金平均残高が3,000万円以上の場合、取引金額にかかわらずATM利用料が無料になったり、同行振込は何回でも無料、他行宛は月5回まで金額にかかわらず振込手数料が無料になったりと、多くの恩恵が受けられます。

スマホ決済ペイペイに対応

PayPayはスマートフォンの画面でバーコードを提示するだけで簡単に支払いができるサービス。ジャパンネット銀行口座は金融機関のなかでも先駆けて提携しています。

利用方法もカンタンで、まずPayPayアプリを開きチャージ画面で「ジャパンネット銀行」を選択。あとは金額を入れるだけであっというまにチャージが完了します。買い物時に店頭のレジでPayPayアプリを開き、バーコードを読み取ってもらうだけで決済ができます。

チャージせずそのまま口座から支払いたいという方は、ジャパンネット銀行のJNB Visaデビットカードをクレジットカードと同じように登録することも可能。Visaデビットで支払うと同時に口座から代金が引き落とされ、通帳にも記録されます。

三井住友銀行の口座への資金移動が無料

ジャパンネット銀行は三井住友銀行と提携しているので、個人口座の場合、三井住友銀行の本人名義口座との相互振込が何度でも無料でできます。ただし、1字でも口座名義が異なると利用できないので注意しましょう。

Visaデビット機能にコストがかからない

クレジットカードでは当然ながら申込には審査が必須ですが、デビットカードはカード会社が立て替えず口座からダイレクトに引き落とされるため、審査不要のケースも多くあります。

ジャパンネット銀行は、Visaデビットの発行に手数料・年会費などは一切かかりません。また、キャッシュカードと一体になっているためカードを複数持ち歩く必要もなく、スマートにVisaデビット機能を利用することができます。

ジャパンネット銀行を含め多くの金融機関では、キャッシュカードを発行すると無料でVisaデビットを付帯できますが、手数料や年会費の規約は金融機関によって異なるので注意しましょう。

無料送金アプリ「pring」とも提携開始

預金残高が3,000万円未満の場合、どうしても振込手数料が割高に感じてしまいますが、2019年2月から無料送金アプリ「pring」と接続を開始したことにより友人・家族間などの手軽な送金が無料でできるようになりました。

申込もカンタンで、セキュリティも万全。特にATM利用やヤフーオークションを頻繁に使う方は、ジャパンネット銀行での口座開設を検討してみるとよいでしょう。

文・木村茉衣(ファイナンシャルプランナー)/fuelle

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