3月決算企業の第3四半期決算発表も先月中旬に終了しそれから1カ月程度が経過しました。そのため2月に入って決算を発表した銘柄でもアナリストによる業績や目標株価の見直しが随分と進んだと思われます。そこで今回は2月6日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に複数の目標株価の引き上げがみられるもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

投資のヒント
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そのなかでも目標株価の引き上げが目立ったのがソフトバンクグループ(9984)で、米半導体大手のエヌビディア(NVDA)など保有する株の下落の影響が懸念されるなかで予想を上回る好決算を発表したことから決算発表後に3社が目標株価を引き上げています。また、不二製油グループ本社(2607)とミネベアミツミ(6479)、三菱重工業(7011)、島津製作所(7701)、バンダイナムコホールディングス(7832)でも2社が目標株価を引き上げています。

決算発表後に2社以上が目標株価を引き上げた銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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