一時冴えない展開となりましたがそれでも買い戻しが優勢で最後は堅調となりました。昨日方向感が変わるということでもなくまだまだ保ち合いという雰囲気ですが、いよいよ10連休を控えた週末ということで、手仕舞い売りやヘッジ売りが勝るのか、買い戻しを急ぐ動きになるのか、目先の需給だけなのでしょうが、堅調な展開も期待されます。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
昨日の高値を抜けきれなかったのですが、引け値ベースで22,300円を超えてきました。明日もまだわかりませんが、高く始まるようであれば買い戻しが一気に入るということもありそうです。
☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆
保ち合いを抜けそうで抜けない相場が続いています。どちらかに抜ければ大きく動くとみてもいいのでしょうが、日経平均VI(ボラティリティインデックス)も上がりそうで上がりません。さすがに明日になると動きは出てくるものと思いますが、あくまでも目先の需給だけの動きであり、方向感は見られないかもしれません。
本間宗久の話とはずれてしまいますが、現状の相場を見るあたって、本日テレビでも話しましたが、特徴的な動きをしている銘柄があれば、その動きに変化がみられるときが相場全体の動きに変化があるということかもしれません。つまり、住友不動産(8830)のように、17日も連続して下落するというようなことは非常に珍しいことで、「異常」であるということは「何かがある」ということなのです。(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介