スマホ決済の利用が急速に広がってきています。その中の1つである「楽天ペイ」は2019年3月に大幅なアップデートが行われ、機能も拡張しています。今回は楽天ペイのメリットである「ポイント」にフォーカスしてお得に貯める方法や使い方についてみていきましょう。

楽天ペイとは

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(画像=PIXTA)

楽天ペイは言わずと知れた楽天株式会社が提供するスマホアプリ決済サービスです。特長は3つ、リアル店舗やオンラインでの支払い、個人間の送金、ポイントが貯まるところです。具体的には、スマホ上のアプリを起動することで、楽天ペイでの支払い、楽天キャッシュへのチャージ、個人間送金の利用ができます。

楽天ペイでもらえるポイントの基本

リアル店舗での利用は「R Pay」のマークが目印です。楽天ペイアプリでの支払いには、200円ごとに1ポイント(楽天スーパーポイント)が付与されます。ポイント還元率は0.5%、利用日から2〜3日程度で付与となります。

また、オンラインでは、楽天市場や楽定市場以外のショッピング(5,000サイト以上)で利用可能です。原則として利用金額に対して1%のポイント(楽天スーパーポイント)付与があり、ポイント付与のタイミングは利用サービスにより異なります。

楽天ペイを利用するだけでポイントが貯まるのは、現金払いよりお得ですが、ポイントをもっとお得にする方法をみてみましょう。

楽天ペイでもらえるポイントを増やすには?

登録クレジットカードを「楽天カード」に設定する

ポイント還元率を上げる2重取りについてみてみましょう。そもそも楽天ペイの決済は登録したクレジットカードへ請求がいく仕組みです。登録クレジットカードに楽天カードを利用することがポイント還元率を上げる方法の1つになります。

楽天カードは利用金額100円で1ポイント(楽天スーパーポイント)が付与されます。例えばオンラインで利用した場合、楽天ペイのポイント(1%)と楽天カードのポイント(1%)合わせて2%の還元率になる計算です。

楽天カード以外のクレジットカードを登録すると、貯まったポイントについては後日楽天スーパーポイントへの交換が可能です。その際はカードごとに決められた交換レートが適用されます。

kyashと組み合わせてポイント3重取り

また、kyashと組み合わせることでさらにポイント還元率を上げることが可能になります。Kyashはプリペイド式のVISAカード。最大のメリットは決済額から2%の還元があるところです。事前にチャージが必要となるため、楽天カードを利用してチャージすることでポイントの3重取りが可能になります。

kyashと組み合わせる時には、まず楽天ペイにkyashを登録します。kyashには事前チャージが必要となるため、楽天カードからチャージを行うのです。例えば、楽天ペイで1,000円のオンラインショッピングをした場合、楽天ペイ(1%)、kyash(2%)楽天カード(1%)で合計4%の還元率になります。

楽天ペイでポイントを使うには

楽天ペイでの支払い方法は3種類。QRコードを提示、QRコードを読み取る、自分で価格を入力する方法です。ポイントを使って支払いをする時には、支払画面で設定をすることでポイントを充当することが可能になります。その際にポイント利用を指定すると次回支払時にも適用となるため、必ず設定を確認しておきましょう。

ポイントの中には、期間限定ポイントがあり、有効期限切れが心配かと思います。しかし、ポイント利用する際には期間限定ポイントが優先的に使われますので、支払い時にポイント利用を優先する設定をしておくと安心です。

楽天ペイでお得に生活しよう

楽天カードやkyashなどのクレジットカードと連携させることでポイント還元率を上げることができる楽天ペイ。楽天ユーザーでない人にとっても、自分の利用シーンで活用できるのであれば楽天ペイを利用するメリットがあると言えるでしょう。

文・三原由紀(ファイナンシャル・プランナー、忙しい40代・50代のためのお金の相談室)/fuelle

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