相変わらず方向感に乏しい展開が続いています。積極的に買い上がるような材料もなく、空売りが多いことで下がりもせず日経平均は21,000円台前半で居心地が良いという感じです。売買代金も約4年5か月振りの少なさということで、参加者が増えてこなければ、方向感に乏しい展開が続くと思います。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
上昇している雲の下限にサポートされながら堅調となりましたが、方向感は見られず買戻しが中心の相場という雰囲気です。引き続き雲の下限に絡みながら堅調ながらも上値が重いということになりそうです。
☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆
普段それほどさぼっているということでもないのですが、何とも忙しく、ゆっくりと相場を見るという時間もあまりないのですが、全く動きが見られないという相場で逆に何もできないということではないかと思います。こうした時に無理して売り買いをしようと思うと損をしてしまうということも多くなるのだと思います。
本間宗久相場三昧伝でも保ち合いの時には変に思惑で売り買いするなということも言っていますし、上げ相場で利益が出た後などはしっかりと休むことが大切だということを言っています。こうした方向感に乏しい展開であれば誰もが方向感が出てから出動しようということになるのだと思います。(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介