TBS系で放送された『インハンド』。今年4月12日から6月21日まで毎週金曜日に放送され、平均視聴率で9.2%(ビデオリサーチ調べ)を記録した医療ドラマだ。山下智久が演じる科学者が菜々緒演じる女性官僚らとともに様々なウィルスと闘うミステリータッチのストーリーだった。読者の中にも毎週楽しみに観ていた人もいるのでないだろうか。

『インハンド』は架空の物語であるが、ウィルスの脅威は私たちが生きる現実世界にも存在している。後段で述べる通り、最近ではアフリカ豚コレラが世界的な広がりをみせ、日本国内でも外国人観光客が持ち込んだソーセージから同ウイルスの遺伝子が検出されている。豚の飼育頭数が急減する一方で、豚肉価格のさらなる上昇も指摘されるほか、長期的には世界的な人口増大を背景としたタンパク質危機も危惧されている。さらに株式市場では日本ハム <2282> の株価が6月20日に年初来の高値を更新、その後も高値圏での推移が続いている。

今回はアフリカ豚コレラと世界的なタンパク質危機についてリポートしたい。

日本ハム,株価
(画像=Rost9 / shutterstock, ZUU online)