7月19日、新海誠監督の最新作『天気の子』が全国東宝系の映画館で公開された。『天気の子』は東京にやってきた家出少年の森嶋帆高(もりしま・ほだか)と不思議な力を持つ少女の天野陽菜(あまの・ひな)を中心に繰り広げる物語。音楽は前作『君の名は。』に続きRADWIMPSが担当しており、まさに新海ワールド全開といった趣きだ。

後段で述べる通り、『天気の子』は上映初日から3日間で116万人を動員し、興行収入は16億円を記録、前作『君の名は。』の初日3日間の興行収入を約29%も上回る好スタートとなった。ただ、一方で気になるのは東宝 <9602> の株価が低迷していることだ。同社の株価は『天気の子』の好スタートにも関わらず週明け22日に6%安と急落、その後も安値圏での推移が続いている。今回はその背景に迫ってみよう。

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(画像=NedSnowman / shutterstock, ZUU online)