貯金
(画像=jesterpop/Shutterstock.com)

目次

  1. なぜ貯金がうまくいかないのか
    1. 目標が高すぎる
    2. 収入がそもそも少ない
    3. 収入はあるが、お金を使いすぎている
    4. 出費をコントロールできていない
  2. 貯金のお悩み別、解決方法とは?
    1. 目標高すぎるパターン
    2. 収入が少ないパターン
    3. お金を使いすぎているパターン
    4. 出費をコントロールできていないパターン
  3. まとめ

上手く貯金ができない、貯金の仕方がわからない、毎月赤字で貯金に回せるお金がない。そんなふうに貯金の仕方に悩んでいる人も少なくないのではないでしょうか。貯金ができない人には、貯金ができない原因が存在します。その原因を理解し、解決策を講じることでうまく貯金できるようになるものです。今回は、貯金ができない原因とその解決策についてご紹介します。

なぜ貯金がうまくいかないのか

どうしてうまく貯金ができないのでしょうか。貯金ができない理由というのはいくつかあります。ここでは貯金ができない原因をパターン別に見ていきましょう。

目標が高すぎる

1つ目は、貯金額の目標が高すぎて毎月の貯金額に無理が生じ、貯金を続けることができなくなるパターンです。貯金の目標金額を定めることは大事ですが、その目標に現実味が欠け、実際に貯金できる金額を超えていることが考えられます。貯金は長く続けることが大事。そのためには、無理のない金額を目標として設定することが大事です。

収入がそもそも少ない

2つ目のパターンとして、収入がそもそも少なく、贅沢しているわけではないのに生活費だけで毎月の給料を使い切ってしまうパターンです。同じ職場ですぐに収入を上げるのは難しいので、副業をしたり転職したりして収入を上げることができれば、うまく貯金ができるようになるかもしれません。ただ、収入が少なくても工夫次第ではうまく貯金ができるようになるので、そういった技術を身に着けていき、貯金できる生活に整えていく必要があります。

収入はあるが、お金を使いすぎている

3つ目のパターンとして、収入は十分あるけれどお金を使いすぎてしまっていて貯金ができないというパターンです。飲み会や外食が多かったり、趣味や娯楽にお金を使いすぎてしまっていたり、というケースが多いです。このパターンは自分の中にルールを定めてお金を使うことである程度改善が見込めますが、今までの生活水準を下げることにもなるので、ちょっと時間がかかるかもしれません。

出費をコントロールできていない

先の出費に対する見通しが甘く、行き当たりばったりでお金を使ってしまっている人がこのパターンに当てはまります。飲み会があるとか、友達と遊びに行く予定があるとか、同僚の結婚式に出席するとか、親戚に入学祝を買うとか、ある程度見通しが立つようなイベントがあるのにそこで使うお金を考慮せずに、いつの間にか予算オーバーしているパターンです。なぜか貯金がうまくできない、貯金できない理由がわからない、という人の中にはこのパターンに当てはまる人が多いのではないでしょうか。

貯金のお悩み別、解決方法とは?

さて、貯金できない理由がわかったら解決方法を考えていきましょう。ここでは貯金がうまくいかない理由ごとに、解決方法をみていきます。

目標高すぎるパターン

貯金できていないことに焦りを感じて、無謀な貯金額を設定してしまいがちな人は、とにかく貯金の習慣を身に着けることに集中しましょう。最初は少額から始めて、貯金する習慣がついてきたら徐々に金額をふやしていきます。

勉強でもスポーツでも、最初から難しい課題に挑戦する人はいません。基本的なことが当たり前にできるようになってから、徐々に難しいことにチャレンジするようになるものです。貯金も無理な金額からチャレンジする必要はなく、確実にできる金額からやっていくことが大事です。

また、毎月の貯金額を抑える代わりにボーナスや臨時収入のように生活費には直接影響を与えないお金はしっかり貯金することで、順調に貯金額をふやしていくことが大事です。ボーナスで生活費の赤字を補うことにならないよう、毎月の生活費はしっかりと考えて使い、毎月の家計で赤字が出ないように心がけるとよいのではないでしょうか。

収入が少ないパターン

「毎月生活費でいっぱいいっぱい」という人は固定費の削減と収入源を増やすことを同時並行で進めていきましょう。

固定費とは家賃、水道・光熱費、通信費などが代表的です。家賃を下げるのは現実的には難しいと思いますが、光熱費に関してはプランを変更したりして削減することができます。また、通信費についても格安スマホを使ったり、インターネット回線やスマホのプランを見直したり、余計なオプションをしていないかチェックしたりすることで毎月数千円~数万円を削減することができます。

お金を使いすぎているパターン

このパターンに当てはまる人は、自分が何にお金を使ってしまうのか、どういうシチュエーションでお金を使ってしまうのかといった自分のお金を使うときの癖を知ることが貯金をはじめる第一歩となります。

原因さえわかれば、自分の中でルールを決めて行動すればいいだけのことです。たとえば飲み会が多いことが原因なら、飲み会は月3回までにするとか、コンビニでお菓子を買ってしまうことが原因ならお菓子は1週間に1回までと決めるとか、3つくらいの「マイルール」を決めて行動することでお金の使い過ぎを防止することができます。

出費をコントロールできていないパターン

出費をコントロールできていないというのであれば、手帳やカレンダーに予定を書き込むときにその日使いそうな金額を一緒に書いてしまうのがオススメです。

そうすれば、手帳やカレンダーをひと目見るだけで先の出費が見通せるようになりますよね。また、「0円デー」というのを毎週1日決めて、その日は1円もお金を使わないと決めるのもいいでしょう。こうしたルールの徹底で、ずいぶんお金の流れが見通せるようになるはずです。

まとめ

いかがでしたか。お金を貯めることが難しいと感じるのであれば、まずは自分がどうして貯金できないのかを把握する必要があります。そのうえで対策を考え、実行することでうまく貯金できるようになり、次第に自信がついて貯金を楽しめるようになります。まずは焦らず、どうして自分が貯金できないのか、その原因を冷静に見極めるようにしましょう。(提供:mattoco Life)