「勝ち組投資家の副業特集」第3回は、IPO当選の手法で知られる億り人のJACKさん。以前から投資家が集って投資談議ができるバーを開きたいという考えを持っていた。しかし、サラリーマンとして働く中、なかなか実現にこぎ着けることができないでいた。しかし、ある人物との出会いが趣味と実益を兼ね備えた、まさに“理想の副業”を始めるきっかけに。その出会いの経緯やJACKさんの思いを紹介する。

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投資家副業
(画像=subhustle)

「昔から『いつか投資家が集まれるバーをつくりたい』と思っていたんです。いまも昼間はサラリーマンとして働いていますが、私もそれなりの年齢になりました。数年以内に仕事を辞めて専業投資家になるかもしれません。そうしたら、働いている時に比べると自由な時間が増えるじゃないですか。それで、投資家がフラッと立ち寄って投資談義に花を咲かせられるお店があったら楽しいだろうなぁという考えがあったんです」

こう話すのは株やFX、不動産投資などで2億円の資産を築いた著名投資家のJACKさん。2019年は苦労はしながらも1000万円程度の利益を稼ぎ出しているという。

「スキャルピングやデイトレードが得意なトレーダーはともかく、小型株が好きな投資家には、11月までは厳しい年でした。1月に日経平均が暴落したときには小型株も同時に下げ、その後じわじわと日経平均が戻ってきても小型株は動かない……。個別の材料で値が噴き上がることはあっても、長続きしません。だから、今年は数千万円単位のお金を張れるような“勝負銘柄”が見つかりませんでした。それでも手間を惜しまなければ、年5～10％の利益を着実に稼ぎ出すことは可能です」

ご存知の人も多いだろうが、JACKさんは時に搦め手も駆使して、着実に稼げる投資法を見出してきた人物としても知られる。その代表例がIPO（株式の新規公開）だ。